中2に数学の補習を続けていますが、
正負の計算・文字式の問題はまあウォーミングアップとして通過できるようになって、
「方程式の文章題」に取り組んだとたん、
毎回毎回おもしろいように座礁します。
「1個20円のチョコと1個30円のスナック菓子を合わせて10個買ったところ、値段は合計で270円だった。買ったチョコの個数をx個として、式を作り、買ったチョコの個数を求めなさい」
そんなごく初歩の問題でも、残念ながらさっぱりです。
20×x=270
そんな感じのでたらめであてずっぽうな式を自信なさげに際限なく作る彼ら彼女ら。
毎週毎週、ほぼ同じような問題をやっとるんだがなあ・・・。
文章題は捨てればいい。
計算問題ができればよし。
そういう作戦もあるかもしれません。
でも・・・それではこの先発展はないし、数学を勉強する意味がないといっても過言ではない気がします。
「すぐに式なんかできん!がっつくんじゃねえ!!」
「ボタン押したら一発でできるっていう安易なのに慣れすぎなんだお前ら!!」
「数字整理しろ。表を作れ。式を作るのに必要な材料そろえろ」
「いつも数字に単位をつけて考えろ」
「材料全部そろったな。じゃあ何と何をどうしてどうすれば270円になる?式作れ。もうこれ以上ヒントは言わない。6時でも7時でも俺は待つ!」
・・・
そんな言葉を投げかけつつ、
彼ら彼女らがズバッと理解できるような方法はないものかなあと模索しています。
もちろん、このような問題が理解できないことの根は深いでしょう。
一発でわかる魔法なんてあるわけはなく、訓練とか経験とか時間とかが必要でしょうけど。

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