中3社会の授業(9月から、希望制で行っています)にて。
速足で地理・歴史をおさらいして今2周目を進んでいるところですが・・・。
途中に、江戸時代最大の都市の名を問う小問がありました。
学調や入試に出るようなレベルの問題ではもちろんありません。
穴埋めでさらっとそんな問題があっただけです。
しかし・・・
悩む生徒たち!
・・・おいおい。
江戸時代の日本の中心ってどこだ?
江戸時代に将軍がいたところはどこだ?
「う~ん・・・」「京都か?」
・・・いやいや。
「江戸」でしょ!江戸に幕府があったから江戸幕府とか江戸時代っていうんでしょうが。
「あ~」「そうなんだ」やたらに納得する生徒たち。
気になったので聞いてみました。江戸って今のどこだ?
「んん?」「江戸ってどこだ?」
・・・あのな、江戸っていうのは今の東京だ。
「へー、そうだったのか!」「なるほどぉ!」
・・・お前らここで社会の授業やっといてよかったなあ!
私はそんな彼らを「なんて教養がないんだ」などと、けなすつもりはありません。
知らなければ知らないで別に不毛な人生ということもないでしょう。
今後も3年続く勉強の中で困るというだけであって。
ただ、
一部の大人たちにとっては当たり前の、
「歴史の教養」についての知識がこのレベルの中学生は、
統計を取ったわけではありませんが、相当の割合を占めているだろうなあ、と
思います。
これまでの肌感覚で。
Comments