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消しカスの山

授業や補習が終わり



帰るときに机に残された



うず高く山をなすほどの



大量の消しカス。



昔は、



それを好ましいものと思っていました。





まさに



苦戦奮闘



努力の跡




がんばったしるしだ、と思っていました。






・・・でも最近、見方が変わってきました。






消しカスの山を作るのは



たいてい



勉強に苦戦する子たちですが、


(だからこそ「がんばってるな」と思ってきたのですが)



見ていると、例えば、







「答えが間違っていた」



とわかったら、



途端に、これまでやった一切合切を消してしまうんです。



途中どこで間違ったのかとか見直しもせず。


(一回全部チャラにして、一からやり直すほうがいい場合もありますが。)




おいおい


計算間違いをしていただけだぞ!?


とか。







見ていると筆算を書く字の



小っちゃいこと。





ノートなんか節約せんでええ!



とツッコミたくなるほど。





一文字書いて、



しばらくして何を思ったかガバッと消し、



その後全く同じ文字を書く



そんな子も。





計算を全部消して答えだけ持ってくる子も。










・・・ははあ。




要は自信がないんだな。




間違った答えを持っていけないと思っているんだな。





実際よくわからないから、



とりあえず書いたり



間違っているかもと思って消したり



やっぱ合ってるかもと思ってまた書いているのか。





そんなことの結果が



消しカスの山らしい



そう気がつきました。







ダメじゃん!!



失敗を恐れちゃ!!



失敗こそ挑戦の証。



失敗こそ成功への一里塚。



ガンガン挑戦してガンガン失敗しなきゃ!!








でも、





思うに、そういう子は



間違った結果、



イラつかれたり、落胆した顔をされたり、「ハー」と言われたり、呆れられたり、疲れた顔で怒られたり、みんなから置いてきぼりの気分になったり、そんな経験があるんだろうなあ、



と思いました。





そして、




僕自身もそんな反応をしてしまってるじゃないか!



と思いました。





「たくさん失敗しろ」



「教室は間違える場所」



そういうスローガンは教育でよく聞きます。





でも、



自分はできてなかったなあ。



そう反省しました。




イラついてしまったらゲームオーバー。



なんとかしてやめなきゃ、



と。




ここ2年くらいのことです。

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