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無音の世界。

英語は口に出して勉強するものだと、


誰に教わったか私も定かではありませんが、


ブツブツ口で「読み」ながら「読む」方が


なんだか楽しいし、それが勉強法としては当然だろうと思ってきました。


私が音楽好きというも、もしかしたら理由としてあるのかもしれません。


発音記号を習ったことは(記憶の限りでは)ありません。


フォニックスを学んだことも。


ネイティブが周りにいたなんてこともありません。


でも口に出した方が頭に入ると思うし、その方が前述のように楽しいので、


口に出しているうちに、英語の読み方とかリズム(抑揚)は身につけたのかなと思います。




教師になってからは、


「家で勉強するときもブツブツ『読み』ながら『読む』んだよ!」


なんてことを幾度となく言ってきました。


たぶん英語を教える先生なら誰だってそのようなことを言うでしょう。



現実には、家での勉強を監督することなんてできないし、


そんなことを言ったって実際に家でブツブツ読んでいる生徒なんていないだろうと、


やがて気がつきました。



そして今思うのは、


「中学生の多くは、英語を『無音の世界』で『勉強』している」


ということです。


教科書だろうが問題集だろうが、音のあるものとして捉えていないのです。


暗号を眺めているようなものです。


目だけで「勉強」しているのです。


playとかheとかnotとかtoとかitとか、そういうものしか音を認識できるものとして映っていません。


そうとしか思えません。




In the drill, they experienced some simlations and learned how they can protect themselves.


こんな文を読ませると、


In the drill, they experienced some simlations and learned how they can protect themselves.


赤字の個所で多くの子が詰まります。


青字の個所は、よく見るけどあまり意味がわかっていない単語。

(theyもあやしい・・・)


もちろんみんながとは言いませんが・・・。


これでは長文読解どころではありません。




なんでそんなことに(無音の世界での英語の勉強)になってしまうのか。


自分なりに理由を考えてみました。


①日本人の慎み深い性格から、家でブツブツ読んで勉強するなんてのは恥ずかしくてできない。


②「勉強」とは、机に座って与えられた課題を黙々とやるものだと思っている。


③そもそも英語の勉強なんてしたくない(苦笑)。


以上のようなメンタリティ的な理由に加えて、


④英語の読みが、小学校で曲がりなりにも習得した「ローマ字」と大きく違っているので、読み方がよくわからない。


というのが理由かなと思っています。


うーん、なかなか根が深い問題かも。





最後にこれは、根拠のないただの感覚ですが、


英語の音としての読めなさは、年々進行していっているような気もします。


昔は私がそこまで気が付けなかっただけかもしれません・・・。


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