理屈がわかれば勉強は楽しくなる!
弊塾の小学部の授業では、算数でも国語でも、ひたすら「理屈」を重視しています。
中学部でも同じではありますが。
・なぜ人口密度は、人数÷面積の計算で求めるのか(面積÷人口ではなく)。
その前に、そもそも「人口密度」って、なんだ?
・なぜこの文とこの文の間に入る言葉(接続語)は「要するに」なのか。
・なんでここで「ウ」を選んだか、説明してくれ。
じっくり詰めます。
だから、必ずしも進み具合はあまり速くありません。
少人数だからできることではありますが。
理屈というと、
なにやら面倒で、頭でっかちなものに思えるかもしれませんが、
実際はむしろ逆かなと思います。
理屈がわかれば勉強は楽しくなります。
理屈抜きとなると、根性頼みでの丸暗記しかありません。
根性で
「人口密度=人口÷面積!」
「助詞は付属語で、活用しない品詞!連体詞とは自立語で、活用しない品詞!」
とか丸覚えしようとする方が、
よほどめんどうで、頭でっかちであり、
中身の理解はあやふやで、すぐにはがれ落ちるようなもろさであり、
最後に残るのは「算数嫌い」「国語嫌い」「英語嫌い」、です。
確かに、
根性・暗記・反復練習・慣れ
そのようなものが必要になる局面も、多々あります。
中学・高校と上がっていくにつれ、その割合も増えていきます。
でもそこで、
「しょーがねーなー、ここは暗記するしかないかぁ。よっしゃ、いっちょ頑張って暗記したれ!」
と頑張れるのは、
理屈ベースの考え方ができている子、ということになるんじゃないかと思います。
