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目から入る情報が〇割。

弊塾は、



小学部は無学年・集団個別(寺子屋式)で、



中学部は学年別・集団(一斉授業)となり、



高校部はまた無学年・集団個別に戻るという



変な形をとっています。







中学生になって集団授業を始めてみると



如実にわかります。



「この子、授業聴いてないな」



というのが。






なぜ「聴いてない」とわかるか?







目が下に行ったり、あさってのほうに行ったりするからです。






途中で確かめると



やっぱ聴いてないじゃん、



全然わかってないじゃん、というのがわかる。



(現時点での学業成績も、まあそんな感じだということになります。)







だから、



集団授業を始めるこの時期には



「授業は目で聴け」



と言い渡し、



全員の目がこっちに向いていないと僕は話し始めないし、



話すのを途中でやめたりもします。


(この時期に限らず、常に心がけていることですが。)








日本眼科学会のホームページによると



視覚から得られる情報量は8割以上(!)



といわれています。





8割ですよ!






話している相手に目が行かないなら、


聴いているつもりでも実は聴いていない



のです。






それが小学生段階まででくせになって、



行動様式になって染みついている。




それは直してあげないといけません。





学校の授業のほとんどは集団授業だから。



それをちゃんと聴けずに、



成績もへったくれもありません。









「集団授業は時代遅れさ」



「今の時代、自分の興味あることは自分のペースでどんどん調べて極めていけばいい✨」



ですか?





どうですかね?




なんか、大人目線な考え方じゃないですかね?







もちろん、一人で自ら学ぶ(没入する)ことは大事ですが、



人の話をしっかり聴こうとする姿勢



まだまだ未熟な自分に、人が教えてくれようとすることは、きっと興味深く大事なことであろうから、しっかり聴いて情報をキャッチしようという姿勢



が抜けている子が、知性豊かな子になるとも思えませんけどね。



 
 
 

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