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結局自力が最強。

今年の前半、


定期テスト前に「理社特訓」というものを行っていました。




テスト前の日曜日に


普段の授業としては開講していない理科・社会について、


7時間とか時間を取って、


いわばカンヅメで、


テスト範囲の知識を


詰め込んでもらおうという趣旨のものです。




これは、


(他人に責任をなすりつけるつもりではありませんが)


実は現3年生(Aさんとします)の


保護者の方からのご要望によって


始めたものでした。


理科・社会がどうも振るわないと。




僕も、


弊塾の生徒全般について


英数はなんとかイケるとしても


理社は弱いなあ、とは思っていました。





理科・社会は、まあ暗記教科。


なら、


普段教えていなくても、


直前気合入れてカンヅメでやればいけるかも、


と思いました。




それで今年1月からそれを始めてみました。




7時間の長丁場でも生徒たちは


案外バテずに頑張っていました。


いい顔して頑張っていました。


長い時間勉強できるじゃん、


というのがわかったのは、収穫ではありました。




成績を上げることができたかは・・・


微妙でした。




結果として、


「理社特訓」は弊塾に根付きませんでした。





「一生懸命勉強しているねえ」ということよりも、


長時間拘束へのシンドさ


(僕も無料というわけにはいきませんでしたし)


が勝ったのかなと分析しています。


生徒にとっても保護者様にとっても。




僕自身にとっても


直前にカンヅメで詰め込み、


という方法に懐疑がずっとありました。




結局


3年生の今回の学調では、


予定していた「理社特訓」を


直前になって中止し、


日曜日に塾を開けます、


各自・各ご家庭の自由意思にゆだねますので、


自習にどうぞ使ってください!


という形にしたのでした。



今回の学調の重要性について


生徒・保護者様にお伝えさせていただいた上で。







さて、


さきのAさんから


今回の学調の結果がきました。


全教科、初めて平均点超え


というすばらしい結果でした!






Aさんの最近の成績の推移を簡単に下に書いてみます。


- の教科が、平均点以下、


+ の教科が平均点以上を表しています。



     国語  社会  数学  理科  英語


2年学調  -   -   +   -   +


学年末   -   -    +   -   +


(3年)


1学期中間 -   +    +    -   +


1学期期末 -   +    -   -   +


第一回学調  +   +   +   +   +

(↑今回)




これは、すばらしい飛躍だとおもいます!


今回の学調は範囲も広く、


中1から今にいたるまでの知識をまんべんなく問う、


いわば実力テストだったのですから。


そこで叩き出した「平均点超え」ですから。




Aさんが


日曜日もきて自習をがんばっていた一人であることは


言うまでもありません。







結論。




こちらがお膳立てして、


強制的に集めて


短い時間でサクっと


叩き込み・詰め込みしようとしても


やはりダメなのです。



自分の意思で


努力で


じっくり腰をすえてやって、


初めて道は開けるのです。






「じゃあ塾なんて必要ないじゃん?」


まあ、究極言えばそうです。



「5教科教えてくれないの?」


ごめんなさい、当分はないと思います。






でも、


何か一つでも


「武器」になる教科ができれば、


他の教科も頑張る余裕ができますよね。




その教科の中でもし英数が


「さっぱりわからん」


という状態だったら、


ぜひ弊塾にお手伝いさせてください!!!


と思うのです。




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