できない子に限って、「ルール」に意識を持ちません。
こういうルールだからこうなる。
そういうことをわかる努力を避けるがごとくに。
教科書も、塾テキストも、私が書いた「文法プリント」(以下、「緑のファイル」)も、
何も見ようとせず、でたらめな英文を書きます。
いやー、大したもんだ。何も参考にしようとしないで自力でやろうとするとは。
緑のファイルある?ない?まあ学校帰りだからねー。教科書はある?じゃあ持ってきて。
えーと、このページ見てごらん。
ここに書いてあるよね。
「私の父が 好きな スポーツ」って英語でどう書けばいいか。
日本語と順番逆になるんだよ。
「スポーツ→私の父が(主語)→好きな(動詞)」って順番になるんだ。
それのルールの通りに書いてごらん。
できた?どれどれ?
・・・う~ん、なんていうか、あのさー、
今さっき言ったことは何だったん?教科書のどこ読んだん?
・・・
きっと「勉強」とは、漢字の書き取りみたいなもので、
「やれ」と言われた作業を、意味が分からなくてもせっせとやっていれば、
多分まーなんかいいことがあるんだろー、と思っているのかもしれません。
ルール。基本。本質。
そういうものをつかまなけれなば、どうにもこうにもならないのに。
中学の(小学の)早い段階から、叩き込みたい事柄です。
4月から英語の塾用テキストの使用をやめる理由の一つもそれ。
文法のルール、に意識を集中させたいから。
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