2020年度まで、
中学英語の最後の単元、
中学英語のラスボスは、
「関係代名詞」
でした。
僕は10月か11月頃にそれを教えていました。
そのころの僕は、
正直に言うと、
「関係代名詞は、すべての中3がそれを使って作文までできるようになるには難しい。はっきり把握できなくても、読んで(なんとなく)意味がわかるくらいまでにしておけば上々だろう」
と考えていました。
学習指導要領が変わって、
「関係代名詞」のあとに「仮定法」(さわり程度ではありますが)を扱うようになりました。
今僕は
「関係代名詞」を夏休みにいったん教え、
2学期に2周目という感じで
何週間もかけて念入りに復習しています。
その間「毎日英作文」でも
毎日、関係代名詞を使った英文を作文!
関係代名詞をちゃんと仕上げないと、
と今は考えています。
自分の英語の授業、
ほんの5、6年前とは、
意識もレベルも大きく変わりました。
中学の英語って難しくなったよなあ、
とも言えるけど、
昔の僕は甘かった、と思います。
なんとなく読めれば上々、
なんて言いましたが、
「書けなければ(=作文できるくらい理解していなければ)読めない」
「練習して慣れていなければ読めない」
そして、
「高校で苦労する」
とわかったからです。
例えば、こんな文(↓ 緑のかっこ内)が公立高校入試に出ます。
関係代名詞節と接続詞節が合わさった、なかなか難しい文ではあります。
高校生でも読めない子は間違いなくいっぱいいます。
でも、今日これから中3たちに和訳できるかどうか、出題してみるつもりです。
あと、
中3の学調前の長文読解の練習として
(全員にではないけれど)、
旧学習指導要領の時代の公立高校入試問題をやらせてみるつもりです。
関係代名詞がラスボスだった時代のものだから、
範囲的にちょうど今回の学調にぴったりなはず!
そして、読めるはず!
今のキミらなら。
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