今はネットに情報がたくさん転がっているから
大体のことは
自分で勉強することができる、
(つまり塾や学校など要らん!)
という主張があります。
一理も二理もあると思います。
他人に依存しないで自力でやる、
という姿勢は好ましくすらあります。
ただ、
自分で勉強するというのが
「大変」
であることも確かです。
最近、
高校の理科を勉強し直しておりました。
必要があってのことです。
で、僕は理科は大の苦手です。
嫌いというわけではありません。
理科という学問を大いにリスペクトしているのですが・・・
で、参考書を買って
勉強し始めてみると、
易しめの参考書にもかかわらず
すぐに「???」でした。
恥ずかしながら。
「わからない」人の多くは、
さらりと書かれている
言葉や、
一行の文が
よくわからなくて躓くのです。
蒸留
分留
・・・んん?ちょっと待て(汗)。
違いはなんだ?
なんか書いてあるけど・・・よくわからんぞ???
そういうときは、
めんどくさがらずに
他を調べなければなりません。
よくわからないまま
ただ黙々とノートに書き写したりして
このページの勉強終了~♪
・・・なんてことで済ませたら、
「わからない」はどんどん大きくなってしまいます。
ありがたいことに今はネットで色々調べられます。
ただし、ネットの情報もすべて良質で、
正しいとは限りません。
間違いも結構あります。
これ(↓)は、
ある大手教育企業のサイトに載っていたものです。
ずばり、間違いです。
僕も
自分自身がよくわからなかったから調べ始めて、
人にも聞いて、
「間違い」とわかるまで
ちょっと時間を要しました。
こんなこともあるもんなのだな、と思いました。
まとめると、
学校や塾に行かなくても勉強はできるけれど、
自分で勉強するのは色々大変ではあって、
学校や塾の授業をちゃんと聴いて
コツコツやった方が
断然コスパ(タイパ?)いい!!
ということは言えると思います。
ただ・・・
学校や塾の先生は、
ずうっとあなたに伴走してくれるわけではありません。
高校から先
社会に出てから
自学の力
自分で調べる力
は絶対に必要になります。
どうやってそれを身につけてもらうか。
それはまだまだ弊塾にとっての課題です。
ひとつ手がかりかなと思うのは、
何かを身につけるには
実際に繰り返し、
それをやることが必要不可欠
だということです。
つまり
「自学」を実際に、
自分で模索しながらやる経験
その時間を
たっぷり
与えることが大事なのではないだろうか・・・
と今のところは考えているところです。
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