昔々
一応私もフランス語とアラビア語を学びました。
大学(文学部)の必修(いわゆる「二外」)としてです。
まあ、全然モノにはなりませんでしたが・・・
それでも
特にアラビア語の方は思い入れをもってそれなりに頑張りました。
で、思い返してみると
フランス語もアラビア語も、
まずは使われている文字の「音」の規則を勉強しました。
アラビア語は、
まったく新しい文字だから、それをやらないと話になりません。
フランス語も、英語と同じABCを使うとはいえ、
英語とはかなり違った発音の仕方をするので、
まずはその規則一覧を覚えました。
スペイン語もロシア語も中国語もヒンディー語もカンボジア語も、
きっとそうやって勉強を始めるはずです。
そう考えると、
英語の勉強の始め方って、かなり異例なんじゃないかと思います。
自分の反省でもありますが、
「こういうパターンのときはこう発音する」
みたいなレッスンを、ほぼやっていないんじゃないかと思うんです。
小学校のときにもう勉強している?
英語はなんだかんだ世の中にあふれていて、子どもたちはそういうところでも英語になじんでいる?
中学で勉強しているうちに慣れてなんとなく読めるようになる?
いや、そんなことはない、というのが、
私の現場での感想であり、
私がもっている危機感です。
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