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遠くの世界のことに、知識はなくても、想像力は持つようになってほしい。

更新日:2023年10月13日

僕は大学で、


中東の文化・歴史を学びました。


イスラム教が広く信じられている地域です。





中東は大きく分けて


アラビア語圏、トルコ語圏、ペルシア語圏


に分かれますが、


僕はアラビア語圏を選びました。




さらに専攻対象とした地域はシリア。


大学3年、4年のときに


シリア


およびレバノン、トルコに旅行にも行きました。




シリアには2回行きました。





当時シリアは


厳しい独裁政権ゆえではありましたが、


まったく平和で、穏やかで、


見るもの食べるものすべて興味深かったです。

※たしか20歳のときの坂内!レバノンの街中にて。




卒業後間もなく、


あの「9・11」(米国同時多発テロ)が起こりました。




世界史教員になった僕は、


「イスラムって、危険なイメージばかりだけれど、


実のところ平和を説く宗教なんだ」


とか


「僕も中東に旅行したけど、


魅力的な人たち、魅力的な文化なんだ。


僕らも学ぶところがあるよ」


とか


授業で説いていましたが、



まあ、青かったなあ(汗)。





その後、中東とかイスラムとかアラブが話題になるときといえば、



シリア内戦(で日本人が拉致された)


イスラム国


世界各地でのテロ(パリのコンサートでの無差別銃撃とか)


(後はドバイの繁栄とか、ハラームフードとかくらい?)



そんな衝撃的なニュースのときばかり。





それが沈静化すれば


誰もイスラムの「イ」の字すら知らない、


それが現状でした(です)。




別に日本社会の批判とかではありません。


僕らにとって遠い世界であることは事実。


僕だって


アフリカやラテンアメリカのことになれば


何も知りません。







で、


ここのところ


その中東で、


びっくりするような規模で犠牲者の出る出来事が続きます。



トルコ、シリアで地震(犠牲者5万6千人以上)


モロッコで地震(犠牲者約3千人?)


リビアで洪水(同、約2万人?)


シリアの軍学校でテロ(100人以上?)


アフガニスタンで地震(2000人以上?)


・・・



そして


このほどパレスチナ・ガザ地区の武装組織「ハマス」が


突如イスラエルに侵攻、


すでに双方1000人以上が犠牲になっているとのこと。


当然イスラエルも


大規模な報復攻撃に出るだろう、とのこと。


おお・・・。





何もできないけど




そんなふうに、特別でもない


ごく平凡な日本人として


大人になる子どもたちには、



(でもこれから世界の何の問題に巻き込まれるか、わかりませんよね)





評論家みたいに


「宗教の対立は3000年続いているものだからねー」


とかと単純に決めつけて得々と言う前に、




中途半端な知識なんかなくてもいいから、




およそどんな地域にも、


家族もあり


仕事も持ち


趣味も好きなこともあり


生きのびるために努力している人たちが実際にいる、



ということを


想像できて、






なんで


そんなことになっちゃうんだろう、と


安易な答えを出さずに思うことができ、


ちゃんと調べて


自分の頭で考えることができて、




で、


「じゃあ、もう歴史とかなんとかはわかったからさ、


これからはこうしたらいいんじゃないか」


と考えを出せるような



人になってほしいなあ、


と思うのです。

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