弊塾では中学生の英語受講者対象に
「毎日英作文」
というのをやっています。
これはLINEを利用しているのですが、
ご家庭の方針で
保護者様のスマホ(LINE)経由でさせていただいている場合もあります。
先日
中1の保護者様と、その課題のやり取りをしていましたら、
「Use this machine. (この機械を使いなさい)」
という英文を作る際、
お子様が
「この機械」を英語にするのに苦労していた、
と仰っていました。
thisがきたらbe動詞を使わなければならないんじゃないだろうか・・・と。
保護者様いわく、
不思議なところでつまづくなあ、
自分も昔こんなふうに感じたのかなあ・・・
とのことでした。
お伝えいただき、ありがとうございます。
ずばり、これは
「This is......」
というフレーズが強く印象付けられすぎた結果でしょう。
「ディス・イズ・・・」という音声と一緒に。
this/thatは、
①「これは/あれ(それ)は」
という意味にもなれば
②「この/あの(その)」
という意味にもなります。
でも、
「This」がきたら何も考えずに「is」、
(つまり上の①のパターン)
としてしまう子はたくさんいます。
ほんとうにたくさんいます。
耳から、フレーズから
英語に親しんでいくことは悪いことではありませんが、
弊害もなきにしもあらずです。
「I want」ときたら何も考えずに「to」
をいつも続けてしまうとか、
(「アイ・ウォント・トゥー」という音と一緒に刷り込まれている形です)
「私は」という日本語を瞬発的に
「I'm」としてしまうとか
(これも「アイム」という音と一緒に強力に刷り込まれている形です。)
英語は
半端に知ったり習ったりしているから、
そんな変な思い込みも原因の
つまづきがいっぱいです。
中1段階でそういうのを振り切れれば
基本的に
後は大丈夫だと僕は思っています。
Comentarios