top of page

その時。

何回も書いている気がしますが


僕のスローガンの一つは


「基礎しかやらん」


口癖みたいに言っているので


生徒に真似されたりします。




応用問題やいわゆる難問には


ほぼ手を出しません。



各自のペースで勉強をしているときに


いい感じに理解定着が進んでいる子には


「こんな問題はどうだい?」


と発展問題に挑戦させることはありますが。



できているように見える子でも


ちょっと突っ込むと基本がまだ不安定だったりします。






いっぽうで、


勉強に苦戦する子に


補習の場で提示するのも


いつも


「基礎」。




「今度の試験は現在完了だから


とりあえず現在完了の練習を重点的に浴びせよう」


とか、以前は考えたりしましたが


今はそうしていません。




だって、


現在・過去・未来・進行形も覚束ないのに


現在完了なんかやったって


「???」


でしょう。




主語→動詞→・・・


の語順も身についていないのに


現在完了の文なんてできるはずがありません。




仮に


そのときのテストでは


付け焼刃の対策でちょっと点が取れたとしても、


しょせんは砂上の楼閣。


事態の悪化が進行するだけです。





中2くらいまで


そこそこできるように見えたけど、


それは一種の点取りセンスと暗記でなんとかしのいだだけ。


中3からはボロボロと崩壊。


そんな子も見ましたよ。





そんなに基本基本でやっていたのでは


スピード的に間に合わない?


定期テストや入試に間に合わない?




それがどうしても嫌でしたら、


申し訳ありません、としか言いようがないのですが・・・




「この子が伸びるのは今このタイミングではないのかもしれない」


そんなことを思うこともあるのです。



その子のことを見放しているわけではなくて、


もちろん


「今」


成績を上げるために全力でやるのですが、




でも、


もし今は伸びないとしても


英語の本当に基本のところががっちりしていれば


英語の勉強に悪いイメージを持たないで先に行けたら



高校


大学


社会人になってから


どこかのタイミングでニョキニョキ伸びることもできるんじゃないか、


と。





学生時代にはプリント爆撃


怒られて説教されて辛いイメージばかりが残り


成績は低空飛行のまま


卒業したら全部忘れて何も残らず・・・




そんな風になるよりも


うんとマシなんじゃないか、


と。



今日はテスト前自習会。ファイトー!!

閲覧数:32回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page