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留年?!

orangejuku

僕は昔高校の教員でした。





中学教員に転身したときに



感じたギャップの一つに、



「なぜ中学は、勉強の内容を何もわかっていない子も自動的に(「トコロテン式に」とか言ったりします)進級させて卒業させるんだろう?」



というのがありました。






不愉快になられる方もいらっしゃいますよね。



ごめんなさい。




僕も勤務しているうちに、



それはしょうがないもの(制度ですから)だと



わかるようになっていきましたが・・・。







およそ知識技能を授ける機関で、



理解も習得もしていないのに、「合格」と認めてしまうところが、学校以外にあるんだろうか。





中学のことがちゃんとわかっていない子には、



もう一年がんばってもらって



「一年遅れたけどがんばって習得したね。おめでとう!!」



と言って送り出すべきじゃないだろうか・・・



とか思ったものです。





「留年」というやつですね。


戦前の「小学校」にはあったんでしたっけ?







いや、わかりますよ。



そんな残酷な話、現実離れしていることは。





学校現場の先生方のせいにする気は



もとより毛頭ありません(念のため)。





でも、








まあ僕も若かったんですね(苦笑)。






そして、



生徒たちの学力のまちまちさに現場で苦しんでいたんです。












弊塾も今のところ基本は



学年別の集団授業です。





が、



理解・知識・定着が不足している子は



前の学年に戻って「追いつき」をやってもらいます。





小6の子も、小2から



中3の子も、中1から。




中3の他の子が過去問の長文に挑戦し始める横で、



中2の文法の復習。





「受験が近く」なろうが関係ありません。




中1の内容が定着しないのなら、



小学校の内容がわかっていないのなら、



そこをぐるぐる繰り返し。







「進級おめでとう!」



「卒業おめでとう!!」



まもなくそんな



華やいだ言葉があふれる季節がやってきます。






お祝いの言葉に見合うだけの



中身を身につけて、



例え全部は間に合わないとしても



少しでも何かしら大事なことは身につけて、



先に進みたいものですね!



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