英語の、リスニング。
(ある年代以上の?)日本人の
劣等感を煽り立ててやみません。
実際僕も昔、
アメリカに新婚旅行に行ったのですが、
リスニングに一番困った実体験があります。
(こちらから喋るのはまあなんとかなるのです。ブロークンな文でも投げつければいいのですから。)
ベーグル店で店員さんの言ったことがろくに聞き取れず
からかわれて悔しい思いをしました。
今の子どもには
ネイティブの英語がすんなりと聞けて
流暢な発音でこちらからも喋れるようになってほしい・・・
と期待するのは
気持ちとしてはわかります!
ところで僕はここ10年近く
NHKの英会話を毎日見ているのですが、
昨日の回で
「映画を見て英語を勉強するときのコツ」について、
講師の投野由紀夫先生(東京外国語大学大学院教授)が
(「NHK英会話フィーリングリッシュ~データで選んだ推しフレーズ」2024.2.22の回)
と、言ってらっしゃいましたよ~。
ここに書き出すと、
「意味のわからない英会話をたくさん聞き流していても、英語ができるようにはならない」
ということですね。
さもありなん。
今僕がロシア語の音声をいくら聴いても
決してロシア語ができるようにはならないでしょう。
理由は簡単、
ロシア語の
単語も文法も何一つ知らないからです。
いくら映像といっしょに見ても
高が知れています。
ロシア語に
親しみ
くらいは感じるようになるかもしれないけど。
僕ら骨の髄まで日本語ネイティブ。
シンガポールやインドの(たぶん上流階級の)人たちと違い、
「イマ―ジョン」(英語漬け)
なんて夢のまた夢。
そんな僕らは、
英語を「勉強」するしかないのです。
文法にのっとって勉強し、
内容を知っていればこそ
会話で話されたときも
理解ができます。
焦らずに
順番通り
やるしかないですね。
ちゃん、ちゃん♪
(追記)
ちなみに
アメリカで店員さんの言ったことが聴きとれなかったとき
僕は「リスニング能力」のせいにしましたが、
たぶんそうではなくて、
「こういう場面にはこんな言葉やフレーズが使われる」
という知識がなかった・足りなかったから、
だと今では思っています!
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