私は、結構声を荒げることがあります。
感情にまかせてやるわけではなく、コントロールしてやっている、つもりです。
「怒っている雰囲気」を演出している、つもりです。
実際に色々理屈を並べて説教、みたいなことは、喋りも下手なのでまずしません。
サボっている?悪いことをしている?そんなレベルのことではありません。
問題をできない子に対して、です。
「がんばってやってできないのに、怒るなんて理不尽だ」
と言われそうですし、基本的には私もそう思っていますが、
それでも声を荒げる必要があると思うときがあります。
①プレッシャー(圧)をかけたいとき。
このレベルの問題で、こんなスピードでやっていて、それじゃ先は辛いぞ?と思うから。今の自分の状態ではまずい、という意識を持ってもらいたいから。
②(①と重なりますが)雑なとき。
本人は「雑」と思っていないのでしょう。
でも、同じ間違いを何回もする、同じ事柄をいつまでも覚えない、
それは「丁寧に、気を配ってやらなくてもいい」という、無意識での怠けの意識なのかなと思います。
それじゃやはり、先は辛いかなと。
もちろん「怒る」というのは諸刃の剣なので、害もあるし、慎重に使っているつもりです。
徹頭徹尾温かく寄り添うことによって、生徒を高めるのが本当は理想なのでしょう。
でも、「ヤバい」(あるいは「クソ」)という思いが人間のエンジンになることも、事実。
(適度な)ストレスなしでは人は成長しないことも事実。
「俺/私にキレてる?」と思った人、ごめんね。
誓って、嫌いなわけではないよ。
でも、社会は厳しいことも確かなんだよ。

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