someと混同する単語3つ。
- orangejuku
- 6月30日
- 読了時間: 2分
中学英語で習う「some」。
意味は「いくつかの」(形容詞)、「いくつか」(代名詞)
などと載っています。
これが中学生には難しい~。
まず、
①「same」と間違う
someと、same(「同じ」)。
確かに英語のつづりはよく似ている。
「same」を「サム」と読んでしまう子が多いです。
意味は全然違うんだけどね・・・。
②「many」と間違う
someと、many(「多くの」)
これを混同する子は、とても多いです。
some(「いくつかの」)は、「多い」ことを意味していない。
でも複数だから確かに似ている。
無理もない。
「いくつかの」なんて言葉、会話でまず使わないからです。
someのコアイメージは、
「ぼんやりと、正確に個数はわからないが、複数ある(らしい)様子」
ということです(大西泰斗先生いわく)。
う~ん英語なかなか難しい・・・。
いや、そうでもないですよ!
「ここから何個か持ってっていいよ」の「何個か」
「何人か途中で帰った」の「何人か」
数ははっきりしてないでしょ?
それと同じだよ!!!
と言うと、いちおう納得はしてくれます。
③「How many~」と間違う
「How many~」、これは「いくつの」。
「あなたはいくつのリンゴが欲しいですか?」
などの疑問文をつくるフレーズです。
疑問詞です。
How many~? いくつの~?
some~ いくつかの~
☝全然違うだろ!!
とお思いの方も多いでしょうが、
ごっちゃにする子は実は高校生にも結構いて、
説明しなければならないことが割とあります。
国語力の問題・・・
と言ってしまえばそれまでなのですが、
でも確かに日本語の
「いくつの」と「いくつかの」
よく似ている・・・。
「何人の」と「何人かの」
「何個の」と「何個かの」
表現を変えても同じことが言えます。
意味は全然違うのに、
なんでこんなに似ているんだろう?
もしかすると、
日本語の「いくつかの」は、
「いくつか正確にはわからないけれど適当に複数の数の」
の略なのかな。
「何個か持ってっていいよ」は、
「何個か正確に決めないけど適当に複数個もしくは1個持ってっていいよ」
の略なのかな?
日本語も難しいですね・・・💦
さあ、今週も頑張りましょう!!!

日曜日、セミの声を聞きました。
イチジクのにおいがしました。
いよいよ夏!
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