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「困った親」?

昔、ある高校に勤務していたときのこと。

校長先生と雑談していたときに、

「『困った親』っていうのは、『困ってる親』だから」

と言われました。

「困った親」・・・要は、教員側から見て「困った」親だ、という意味です。

モンスターペアレントとかみたいな。

都市伝説的な話は色々ありますよね。

子どもがアルバムとかに写っている数が少ないからクレームをつけるとか。

嘘か本当か、という話も多いのですが、

教員を困らせる親御さんがいたら、その親御さんも子どものことあるいはご自身のことで悩みを抱えてるかもしれないのだから、想像力を働かせなさい、そんな話でした。

なるほどと思い、今も印象に残っています。


子どもの成績・態度その他について、良きにつけ悪しきにつけ、

「結局家庭だよ」「結局親の育て方だよ」

と断じる先生は、学校にも塾業界にもたくさんいます。

本音のように広く語られていると思います。

おおっぴらにそれを書籍やネットで書かれる先生もいます。

それはそうかもしれません。

分かりません。

でも・・・

私も成績下位層や困ったちゃんの生徒をたくさん見てきましたが、

中には親御さんたちを前から知っているケースもあり、

それぞれ地域で実直に活躍されている方々で、

「この人たちは人品も卑しいし、この親にしてこの子だな」

だなんて、私は思ったことがありません。

各家庭にはそれぞれ各家庭の価値観?とか好み?とか気風?があって、

「あるべき育て方」なんて誰が言えるのでしょう。

大体、親と子は別人格だし、

勉強やスポーツや音楽その他の才能、持って生まれたものは、親にコントロールできないものもあるでしょうに。


私が親御さんにお願いすることは、「塾にきちんと送り出してくれること」だけ。

補習や講習や3時間自習など色々あって、送り迎えだけでも負担を強いているので、

それに快く協力していただけるだけで本当にありがたく思います。

そこから先は、私の方で全力を尽くします。

私の方から「ごめんなさい。私には何もできません」と言う(当塾には退塾制度があります)のは、

「子どもが行こうとせず、それを親が制御できない」という時だけです。


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