弊塾では
小学部の国語の授業で
「三語短文」をやっています。
僕が考案したものではなく
先輩の塾長に教えてもらったもので、
3つの言葉を全部使って25字以内の文を作れ!
というものです。
僕は
学校の漢字ドリル等の中から
意味を知らない言葉を
意味を調べてもらった上で
3つ使って問題にしています。
例えば、
①「減税・規制・講義」
②「緑茶・平等・湖」
③「横着・真冬・開始」
④「耕地・青銅・主張」
⑤「遠近法・不便・未定」
こんなお題があったら、
皆さんならどんな文を作りますか?
弊塾の生徒が作った文は、
こんな感じでした。
①→
減税することを規制した人の話の講義を聞きました。
「えー減税というものは、国家にとっては両刃の刃であります。国民の人気取りのために簡単に減税することは、あってはならないのであります。」
②→
緑茶を飲んで平等におかしをもらって湖にいきました。
うーん、実に素直な文だ。いいですねー。
③→
横着して真冬にふくをわすれてそのまま体育が開始した。
あらー横着しちゃったんですねえ。
せっかく楽しみな体育の授業だったのに・・・。
④→
耕地を使って青銅器を作る会社を作ることを主張した。
「郊外の耕地を買収して工場を建設すれば月に銅鐸7万個の生産が可能です!!」
「銅鐸か・・・いいねトニー」
⑤→
遠近法で絵を描く人の不便な絵が未定のようでまっ白だ。
インスピレーションが浮かばず、まっ白なキャンバスを前にもだえ苦しむ画家、の図。
・・・いかがでしたでしょうか?
弊塾小学部の国語の授業では
・名作の音読
・三語短文
・出口式『はじめての論理国語』シリーズ
などを使って、
語彙力と論理力を育てています。
国語は
教えるのが難しい教科ですが、
絶対に
必要な勉強だと考えているので、
模索・強化していきたいと思います。