木を見て森を見ず。
- orangejuku
- 16 時間前
- 読了時間: 3分
弊塾に多い、勉強に苦戦する子どもたち。
そういう子たちを指導する僕の心得は、
「木を見て森を見ず」
です。
徹底的に、「森を見ず」です。
先のことを考えろ。
計画性をもて。
そういうことは、中学入学以来もう何百回も言われていると、
生徒が言っていました。
「何百回」は大げさだと思うけど(笑)。
間違っちゃいません。
でも、
そんなことを言われても実際難しいと思うんです。
そういうことを学校で言われているなら、
僕が言ってもしょうがないし。
山を越えてどこかを目指さなければならないとき、
「あのコルまでに9時までに着いて、峠には12時までには着かなければ。そのあと西の沢沿いの道を下れば夕方には山を下りることができる。沢沿いの道は不明瞭なところが多いから気をつけなければ」
という計画や見通しは、そりゃ絶対必要です。
そうしないと遭難してしまいます。
でも僕の役割は、言ってみれば
歩くつもりも体力もなく、装備もろくに持っていないのにいきなり山の中に連れてこられ、気力もなくボーッとしている子に、
一歩一歩歩き方を教えているようなもの。
「木を見て」どころか、
「足下を見て」「地べたを見て」
です。
そりゃ、僕だって先の道とかは頭にあります。
でも、目の前の子どもたちの多くは
(ごめんなさいね、あえて誇張気味に書きます)
歩く基礎体力もないし
「なんでこんなとこ歩かなきゃいけないの~」
「足くじいたぁ。痛い~」
「つまんないい。疲れたあ」
と、ボロボロな状況。
歩いている途中に
「あ、BER○ALきた♪」
とか言ってスマホを取り出して、ピースサインして写真撮って、ちょっと気を紛らわす。
そんな子たちに
「お前、自分を取り巻く状況わかってるのか?」
「お前、地図も読めないのか?」
「急げ!遅れてるぞ!12時には峠に着かないといけないんだぞ!!」
とか怒鳴っても、
へたり込んだりパニックになったり
バテてしまったりするばかりです。
歩き方がわかれば、
歩く意欲がわいてきて、頑張り始めるかもしれない。
夕方には「間に合わず」、
野営しなければならなくなるかもしれないけれど、
次の日には無事に、
楽しく
山を下りることができるかもしれない。
どうしても何かに「間に合わせたい」人や、
もっと高い山に登りたい人は、
違う塾さんに行けばいい。
それが弊塾の考えです。
・・・・・
中3の第一回県学調が終わりました。
志望の高校決定を占う重要なテストです。
・・・って、あんまり気にもしていない子が多いよね。
それが(恥ずかしながら)弊塾の現状です。
OK
また引き続き着々と歩いて、積み重ねていきましょう。

去年の晩秋、天城峠付近にて。
伊豆の山もいいです。でも、実は道迷いによる遭難も結構多いです😨お気をつけを。



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