大学入学共通テストでの英語の難化が話題になっています。
難化、といいますか
文章量・単語量の著しい増加です。
英語に限らず他の教科でも
そして高校入試レベルでも
「たくさん読ませる」
というのが大きな特徴になってきています。
まるで「読む」習慣のない子は弾く、
とでも言わんばかりに。
僕も戯れに
「速読法」「速読トレーニング」
について少し調べてみました。
現代社会は多くの情報が行きかっているので、スピーディーかつ効率的に取捨選択していく必要があります。
ふむふむ、なるほど。
人間が1分で読み取る文字数は400~800と言われていますが、このトレーニングで鍛えれば3000文字くらい読めるようになります。
ほー。
ポイントは、「視点を速く動かす練習」「視野を広くする練習」「文章をかたまりでとらえる練習」「理解の限界を少し超える速さで読む練習」etc.です。
うーむ・・・。
「目次を先に読んで内容を把握すること」「頭の中で音読をすると遅くなるので、文字を目に入った瞬間に理解すること」も大事です。
・・・(楽しくなさそうな読書だ)
このようなトレーニングによって負荷をかけた読書を行い、
・・・オエッ。
失礼しました。
僕はまったく「読書家」ではありませんが、
そんな読書、勘弁です。
そんなトレーニングで目が死んでいく子どもを見たくもありません。
「勉強」を「栄養」に例える話を時折見ます。
栄養は体にとって絶対必要である。
栄養は毎日摂り続けなければいけない。
勉強もそれと同じだと。
僕も同意しますが、
栄養=食事なら、
やはり美味しくいただきたいですよね。
ちゃんと栄養面で考えられた上で、
質素でも心のこもった、
手の込められたあったかい食事を
感謝しながら
楽しくいただきたいですよね。
そうじゃない食事は、
おそらく
毒
に近いんじゃないかと思います。
そんなことを、かつて著述家の松浦弥太郎さんが書かれていました。
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