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怠慢。


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ぱっと見はよく似ている2つの問題。



中学数学の、初歩的な計算問題だ。






でも問題の種類と、解き方は大きく異なる。






Aは、



大きく見れば1/2+1/3=?と同じ、分数の足し算。



通分して計算する。






Bは、



xはいくつですか、という方程式。



普通は、



両辺に分母の公倍数(この場合は6)をかけて「分母を払い」、



簡単にしてから移項などを行ってxを求める。




6をかけて分母を払うことができるのは、



イコールの性質によるもの。




同じものどうしに同じ数をかけても、



イコールであることは変わらないから。









この2つがいつまで経ってもごっちゃな君。



君は、



「どうやるんだっけ?」



と訊いてくる。






(苦笑)








あのね、



「方法」じゃないの。



「方法を覚える」ことじゃないの。



大事なのは。





なんでかわかって、説明もできなければ、



「方法」なんて教わったって明日には忘れる。



その「方法」が、使うべき場面で使えるはずもない。









理屈や理由を考えることを回避しようとし、「方法」だけ教えてもらって問題を片付けよう



という、いつからついてしまったかわからないが悲しい習性を、





僕はあえて



怠慢



と呼ばせてもらおう。







うち(弊塾)できっちり困ってもらいたい。



がんばれ!

 
 
 

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