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「説得」のテクニック。

僕は自らに対して、「生徒を説得する」ということを戒めています。



口下手すぎて、全然説得力がないからです。






僕自身が、人に説得されることを嫌う頭の悪い人間です。



議論の場では大体かなわないから、



「議論の場は、適当にやり過ごす(避ける)。その後、議論されたことをまったく無視して自分の思うように行動する」



という方法論を身につけました。




行動して結果を出せば人は黙ります。



いや、



まだ結果が出ていなくても突っ走って行動すれば人は黙ります。






話がそれました。





でも、



先生の仕事というと、



「説得」「説教」



が欠かせないものと思われています。





サボる生徒



やる気のない生徒



反抗的な生徒



学校に来られない生徒



etc.



いろいろ直面します。



もちろん、「放っておく」「見て見ぬふりをする」わけにはいきません。



初期の段階で軽く見てしまったがゆえに、後で大きな問題を抱えることになった失敗も数知れず。






だから若い頃の僕は「説得」「説教」の腕を磨こうとして、ずっとがんばりました。




必死にやった中で、伝わったこともあるかもしれない。



でも、「説得」「説教」が上手くなることはありませんでした。








あるときにある先生の叱り方を見て、ハッと思いました。



その先生は



「何やってんだコラあオメエは!!!!!」



「ったく」



と怒鳴りつけただけでしたが、生徒は神妙になっていました。



まあ、伝わったかどうかは、空気でわかりますよね。






僕はふっと思いました。



この先生、何も言っていないに等しいじゃん?!




それをやってはいけない理屈とか、



道理とか、



説いて聞かせるようなことは一切何も言っていないじゃん?!




でも生徒は神妙になり、その場だけでも多分改心している。





口下手な僕がめざすのはこっちじゃん✨








そう思って今に至るのですが、



ついつい、



ときどき、



まだ「説得」「説教」みたいなことをしてしまうんですよねえ。





そのたびに、



「あ、今の意味なかった」



と思い返すんですが。



 
 
 

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