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睡眠時間は大事。

私ごとですが、



僕は塾業界の中ではたぶん珍しく朝型です。





もともと朝が好きな人間だったので、



8時台を過ぎてから起床、ということはまずありませんでした。






趣味で畑をやるようになってからそれがどんどん早まり、



今は毎朝4時半に起きます。(夏は早朝でないと暑くてやっていられないからです。)

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今朝の空と海。秋は雲がほんとうにきれいですよね。






そのために夜はなるべく早く寝ているのですが、



どうしても睡眠不足気味になってしまいます。



そこで昼食後に昼寝をするスタイルを採用し、今に至っています。





歳をとってきたというのはありますが、



睡眠時間は本当に大事だなと思います。









さて、



小児科医のバイブルとされる「ネルソン小児科学」によると、



子どもの睡眠時間は以下が理想だそうです。



5歳 11時間


7歳 10時間半


9歳 10時間


11歳 9時間半


13歳 9時間15分


15歳 8時間45分


17歳 8時間15分


(出典:成田奈緒子『誤解だらけの子育て』扶桑社新書、2023)




その通りだとすると、



中学2年生が朝6時半に起きるとすると、



夜9時15分に寝なければならないことになります。






若干現実に妥協したとしても、



10時台には寝なきゃ、ということになります。







どう思われますか?









「今の中学生は忙しい。部活、宿題のあとは塾で、休む暇もない」



という話を見聞きすると、



業界の端くれの僕が言うのもなんですが、これは大きな問題じゃないかと思うのです。







塾の授業(※中学生の)が9時、10時まである、というのは



ざら



らしいからです。





その上宿題(自学)まである?



毎日?!



・・・







弊塾では中学生の授業は8時10分に終わります。



「居残り」でもう少し遅くなってしまう子もいますが・・・





(元中学教員でもあり)中学生の忙しさが想像できるので、



せめてその時間設定を守ることで、中学生の睡眠時間に悪影響を与えないように、とは前から思っています。










「みんな10時までやってるよ。うちの生徒たち全然大丈夫だよ」



→う~ん、それって「昔は体罰(職場での喫煙、飲みの強制etc.)が普通だったけどみんなそんなもんだったよ」みたいな話ではないですか?






「条例だと11時まで大丈夫だよ」



→それは本質ではありませんよね。






「そんな悠長なことを言ってる間も、他の子は睡眠時間を削って、歯を食いしばってがんばってるぞ!」


「そんな腑抜けたこと言ってたら、受験で(厳しい競争社会で、世界で、AI相手にetc.)勝てんぞ!!!」



→あらー



精神主義(根性主義)ですか?







「今の中学生はみんな遅くまで起きてるよ。ゲームとかYouTubeとかやって」



→そうかもしれませんが、塾がさらに遅寝を助長してしまうのは・・・







子どもたちの心身の健康を配慮することは、



この先塾業界のイメージ向上や、



子どもの本当の意味でのパフォーマンス向上のために



大事なんじゃないかな



これから大事になっていくんじゃないかな・・・



と思います。

 
 
 

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