「授業をしっかり受ける」と「練習」の間に必要なもの。
- orangejuku
- 1 日前
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勉強がわかるようになって
成績が上がるようになるには、
①理解
②定着
の2段階が必要といわれています。
②は、練習の数をこなすことによって得られるもの。
多くの人の意識はそこに行きがち。
でもその前に①が必要です。
①のためには、もちろん
しっかり授業を聴くことが必要です。
多くの人たちは、問題を解こう(勉強に苦戦する子たちの感覚では「与えられた宿題を終わらせよう」)、練習にとりかかろうとしますが、
理解ができていない段階で、問題が解けるはずがありません。
まあ、「習うより慣れろ」ともいうように、すぐに問題!実戦!というのも悪いとは言い切れませんが、多くの場合「ちんぷんかんぷん」になると思います。
①をもうちょっと細かく見ると、
授業をしっかり聴く
教科書を読む
の後に、
「自分でまとめ直す」
「整理する」
という過程が実は必要なんだと思います。
①’ というべきでしょうか。
「咀嚼する」
といってもいいかもしれません。
それなりに複雑な知識になると、
説明を一度聴いてもよくわからなかったり、
一度「なるほど」と思っても忘れてしまったり、
何回か分のつながりがよくわからなくなってきたりします。
そこで、
自分で見直し、まとめ直して
どこが要点なのか
どういう流れになっているのか
こことここはどうつながっているのか
を整理する必要が出てきます。
これはとくに理科・社会で必要だと思います。
理科・社会は暗記科目だけど、
ただ「覚える」だけじゃだめで、
つながりやまとめが図のように頭の中に入っていなければ、ろくに点は取れません。
で、
そういう「まとめ」や「整理」は、
多くの場合、塾や先生がやってあげようとするんだと思います。
要点や本質を強調したわかりやすい授業をしたり、
要点をまとめたプリントを作ってあげたり。
(僕もそういうことをします。)
参考書にもYouTubeにも
そういう「まとめ」がいっぱいあります。
それらを利用する・参考にするのは大いに結構。
でも、最終的には
自分の手で
自分の疑問に基づいて
自分のまとめ方でまとめないと
頭に入らないんじゃないかと思うんです。
そして、
高校から先、自力で勉強できるようにならない。
その方法論
自分で手に入れるしかないと思うんです。

中1生Sが理科についてまとめていたメモ。自分で自分の字読めるかな?(笑)



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