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教師=医者説(不遜かもしれませんが)

教師五者たれ。



教師の世界でよく言われる言葉です。




たぶん、とくに学校教員の中で言われる言葉じゃないかと思います。



僕は20年くらい前、誰かの本で読みました。






五者とは、学者・医者・易者・役者・芸者(順不同)とされています。




そういった諸々(学者=教科の内容に精通し、学びを続けていること、役者=生徒を惹きつける力があること、芸者=エンターテイナーであること、などなど)を兼ね備えていなければ、「子ども」を教え導くことはできないよ、



という意味です。







僕は教師としてはまさに端くれ、



どれも兼ね備えているとは言いがたいですが、




いまどの色が一番濃いかといえば、



医者



じゃないかと思います。






勉強に苦戦する子を「病人」に例えるのは、



また



僕の仕事を尊い「医者」の仕事と同一視するのは



失礼・不適切に思われるかもしれませんが、




弊塾に来られる保護者様は、単に「知識の伝達」を期待して来られているわけではない。



「英語が全然わからなくなっている」



「算数でつまづいている」



などの問題を抱えて、皆さん弊塾に来られるということになります。






で、僕は何年も、



「症状」の本質や解決方法を探るうちに、




どうしても



「週1回とか2回、決まった時間授業をしてあげればいい」



というものじゃない、と思うようになってきました。







大方の「病気」の原因が浅いものではないのと同様、



現状勉強に苦戦しているのも



「小学校のときからよくわからなくなっていた」



「勉強をコツコツやる習慣がない」



「話を聴く姿勢や丁寧にやる習慣がない」



など、いろいろ根は深い。





まず、その子の問題の本質を見極めなければなりません。





それから「治療」ですが、



劇薬でサクッと楽になればいいと誰しも思うと思うのですが、



大体そんなに楽ではありません。





「病巣」を切除したり、



「体質」を改善しなければ



場合によっては「生活習慣」を改めなければ



健康が回復できないのと同じように、





勉強に苦戦しているという問題にも、



長期的・継続的に腰を据えて取り組むしかない。






「あっという間に治る」なんていうのが大体嘘であるのと同様、



巷にあふれる「あっという間に成績アップ!」というのも、



残念ながら大体は嘘だと言わざるを得ない。








僕は歯の治療を長いこと受け続けているのですが、



先日、突然下顎の歯が痛み出し、



急遽診てもらってその歯の神経を4本抜く事態になりました。




鎮痛剤も処方してもらって、数日飲みました。



劇薬のありがたさも痛感しました(苦笑)。




でも、本質はそこではなかったわけで、



そこをちゃんと処置していただいて



「ありがたい」



しかありません。







僕もプロとして、いい加減なことをしてはいけないと思わされます。




本質を見極める・適切な処置をする



これをさらに追究し、極めていきたいと思います。


 
 
 

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