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【思い出話】塩梅。

8 時間前
読了時間: 2分

高校教員だった10何年も前のこと。



その高校では毎朝(特定の日だったかもしれない)



教員たちが校門で「制服チェック」をしていました。





登校してくる生徒たちに



「おはよう」



とか声をかけながら、




ズボンやシャツやスカートをちゃんと着用していない子を



引き留めて直させる、アレです。






教員たちが総出みたいに待ち構えているので、



「おや、これはこれは皆さんお出迎えで」



とか言っていた子もいたなあ。



書きながら思い出しました。





若き日の僕も、



やってくださいと言われたので立ちました。



やってくださいと言われたので



他の先生たちといっしょに声をかけました。





もちろん、生徒にとっては嫌なお出迎えです。






あるとき、



振り切って足早に玄関に入ろうとする男子生徒がいて、



僕は



「おい」



とか言いながら、追いかけようとしました。





そのとき。



近くに立っていた学年主任のK先生が



「坂内さん、いいよ」



と言って、僕を引き留めたのです。





僕は一瞬面食らいました。




「え?いいんすか」



と思いましたが、



まあその方がラクだから笑



K先生の言うとおりにしました。






K先生は、ユルい先生では全くなく、



むしろ「怖い先生」「厳しい先生」でした。



柔和で、声を荒げたことなどないにもかかわらず。



誰もが一目置く存在でした。



のちに校長先生に出世して、今はもう定年で退職されたと聞いています。







当時はこの「塩梅」がよくわからなかったけど、



最近



ほんとに最近、やっと少しその心がわかってきた、



かな?



???







正直しょうもないこんな仕事も、



力のある先生たちは



文字通りの「制服チェック」にではなく



生徒とのコミュニケーションの場にしていたのでしょうね。






今の仕事に落ち着く?まで



遠回りをしたけれど



すごい人をたくさん見ることができて、



よかったと思っています。






100%思い出話でしたね笑



お読みくださり、ありがとうございました!



 
 
 

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