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僕は0点を取ったことがある。

勉強に苦戦する子たちを指導するのは



(エラそうだが)そうそう楽ではないが、




一呼吸入れると思い出す。






音楽の授業、何が何やらまったくついていけず、



みんなに紛れてリコーダーを吹く真似をしていた小学生のときの僕を。





定期試験、理科の何かの科目で0点を取った高校生のときの僕を。





体育がてんでダメだったけど、



高校生になってから、長距離走だけはいけることがわかって、嬉しかったことを。







課題や補習をサボる子たち。



一呼吸して、思い出す。




歯科医院の予約を何度も何度も(故意にではないが、って言い訳にならん)すっぽかし、



ついには受付の方にもキレられかけた自分を。








もちろん、



「これでいいのだ」「仕方ない」



なんて甘っちょろいことを言うつもりはない。






でも、



思い出さなきゃいけない、と思う。



 
 
 

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