根競べ。
- orangejuku
- 8月6日
- 読了時間: 2分
勉強に苦戦する子の補習。
一番基礎からやる。
まあ、できない。
悩んでいる
ように見せかけて(無意識にせよ)ボーっと、何もしないで時間をやり過ごしている。
様子を見て僕も介入する。
なるべく僕が全部教えてしまわないように。
なるべく考えさせながら。
なるべく問答(誘導)しながら。
とはいっても、腑に落ちているのかいまいちなのかわからん状態で、終わる。
まあ、
一発でわかり(それなりにそのときは「わかる」と思っているが)、身につくなんて僕も思っていない。
次の週。
また同じ(単元の)問題を与える。
「ん?先週やった気がするな・・・」
と思うかどうかは、僕にはわからない。
反応も生徒によって違う。
思い出した感じで、
すらすら解ける子もいる、
かな?
いや、あんまりいない(笑)。
でもここで
「先週やっただろう?」
って責めたりなんかしない。
解説、何度でもする。
次の週、また同じ単元の問題。
その次の週、また同じ単元の問題。
その次の週、また同じ単元の問題。
その次の週も、また同じ単元の問題。
・・・
ちょっと手や品を変えたり、
逆にひたすら単調に攻めたり。
気がつけば
正解率は上がり、
ほぼ間違わなくなり、
解く時間も短くなる。
基本をひたすら繰り返すんだけど、
ときにはちょっと変化球な、応用的な問題をあげることもある。
苦戦はしている。
でも、取り組んでいる。
ボーっとなんかしていない。
どこかの時点で地層が動く感じ。
そんな感じで、
勉強に苦戦する子の指導は、
僕の指導は、
時間がかかってしまうんです。
ごめんなさいね。

(追記) 中学生の通常授業時間外の「補習」について書いたものですが、小学生の算数(通常授業時間中。弊塾の小学部は集団個別授業です)も、苦手な分野があったら同じような形で指導しています。
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