もしも僕が江戸時代のマタギ(猟師)だったら
子どもたちが一人前の猟師になれるように
その技や暮らし方、しきたりを
徹底的に教育したことでしょう。
何が何でも叩き込んだことでしょう。
それが生きる術だから。
それしか選択肢がないと思えたでしょうから。
もしも僕が歌舞伎の家元とかだったら
子どもにその伝統を受け継いでいけるように
子どもに徹底的に歌舞伎道?を教え込んだことでしょう。
そういうものらしいから。
でも、僕はそうではありません。
時代は令和。
職業選択の自由が認められた現代。
また、時代は激動の時代。
昭和の時代の「生き方マニュアル」が
崩壊しているらしい時代。
戦争、格差、気候変動、日本の国力衰退・・・
不安定を増している時代。
そんな中で
こんなちっぽけな
旧世代の僕が
「お前はこういう大人になってもらわないといかん」
「これからの時代こういう生き方が求められるっ」
とかえらっそうに言うのも気が引けます。
学歴もう要らん、という人もいれば
いやいや現実は学歴社会だよワトソン君、
という人もいるし、
英語絶対必要、という人もいれば
もうこれからは翻訳アプリが発達して英語力なんて要らなくなるよ笑
という人もいます。
働き者であれ、という人もいれば
要領よくやることが大事だ、という人もいるでしょう。
僕ごときが
何をか断言せんや。
ただ、
人間も生き物だから、
強く
ぶっとく
たくましく
しぶとく
育ってほしい、
とは思うかな。
勉強を教えながら
自分の子どもを育てながら、
そのことはキーワードみたいに
いつも頭の片隅に置いている、
つもりです。
中3、学校帰りの自習中。いよいよあと約2週間です。
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