「ペナルティ」
- orangejuku
- 3月12日
- 読了時間: 2分
弊塾では、
中学生の英語で「毎日英作文」および「毎日音読」というものを課しています。
導入して3年くらいになります。
課題のやり取りはLINEを通して行います。
毎日必ず、少しずつ、続けること
の大事さは日々言い聞かせていますし、
量的に負担にならないように心がけてはいますが、
まあ
さぼっちゃうことや、
忙しかったり疲れたりで
「明日でいっか・・・」と
先送りしちゃうこと、
ありますよねえ・・・。
にんげんだもの。
で済ませるわけにはいきません。
自分と戦わずに成長はありません。
課題を出さなかった場合の僕のペナルティは、
シンプルです。
翌日、僕が起きたときに(ちなみに僕は毎朝5時には起きます)課題が提出されていなかったら、送信した課題を取り消す。
(※「今日は出せないので明日出します」ということを予め言ってくれれば待つことにしています。)

その課題は、週1日の授業の終了後、残ってやっていってもらう。
それだけです。
お説教ゼロ秒。
みんな大体通る道。
そのうち観念してちゃんとやるようになります。
ちなみに
英作文を翻訳ツールを使ってやっちゃう子も
どうしたって、います。
「これはGoogle翻訳だな」
と推測できる文に遭遇することもありますが、
僕は家の中まで監視できないので
防ぎようがありません。
そういうわけで、
毎週の授業時には最初に
「作文テスト」をやるようになりました。
その週に課した作文の中から6~7文選んで、
一語一句同じ作文を、
またやってもらうだけ。
全問正解で合格。
間違いは、
授業終了後残って直してもらう。
そんなことをしているうちに、
「出せばいいんでしょ」とばかりに翻訳ツールを使って作文する子も減ってきました(多分)。
今は大学の課題でエッセイ(論文)を課しても、
生成AIで作文する学生が多くなって、
大学の先生たちも頭を悩ませていると聞きます。
そりゃ、使っちゃいますよね。
課題を出すのも一苦労ですよね。
でも、
別に今に始まったことでもないですけど、
と僕は思います。
何を与えれば/課せば、
形だけじゃなくて中身のある課題になるか、
というテーマですから。
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