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「地方」は教育にハンデか。

昔、とある「オルタナティブ教育」の方々と少し縁がありました。



詰め込み・テスト・偏差値を否定し、



遊び・アート・自然を大事にするような教育でした(僕の理解では)。





僕には理解も真似もできないものでしたが、



刺激は大いに受けたものです。





そんな彼らは言っていました。



「染み込むように知識とか世界への興味や好奇心をじっくり育てた方が、のちのち現実世界で勉強やテストが必要になったときも伸びる」



と。





どうっスかねぇ、と思っていましたが、




実際にそこで育った子の一人が



高3くらいから一念発起して大学受験の勉強をゼロから始め、



国立大学の農学部に(一浪はしましたが)合格したときには



「スゲー」



と思ったものです。


しかもそこを首席で卒業したときいています。









不安におおわれた現代



多くの保護者様たちが



早期教育・英才教育に殺到しています。




都市部では中学受験が



過熱を超えて沸騰している、



なんて言われています。






比べて



地方は競争がなく、ヌルくなってダメだ



という声もよくききます。




本当によくききます。






全部一理あると思います。




世界中の人々を感動させるオリンピック選手や名ピアニストは、



そりゃ、



早期教育・英才教育なしには育たなかったでしょう。


(でも、ビートルズのメンバーは、早期教育を受けていたんでしょうか?)





競争、



いや自分との闘い



があって人は成長する



それも間違いない。







でも、



オリンピック選手やピアニストはともかく、




競争がないと人は成長しない



競争がないと子どもは成長しない



小学生のうちから英語の先取りや模試とかやらないと子どもは頭よくならない




それって本当ですか?









僕にも確証があるわけではありません。


エビデンスも、先に引き合いに出した国立大の農学部に行った子くらいしかありませんが・・・。




そう思う、というだけにすぎないし、



ただの意地かもしれませんが、



「やわらかい心に、楽しみながら、これだけはという大事なこと(基礎)をじっくり、たっぷり染みこませた方が、実は後伸びする力の源になるんじゃないだろうか。力強く生きていけることにつながるんじゃないだろうか」



と僕は思うんです。



 
 
 

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