「夢を諦めさせる先生」?!
- orangejuku
- 4 日前
- 読了時間: 3分
「夢なし先生」
という先生(通称)が主人公の連載中のマンガがあるそうです。
「あらすじ」によると、
主人公は元キャリアコンサルタントの高校教師。彼は進路指導時、生徒の「夢」に対し現実的なデータや世の中の実情を突きつけ、「夢」を否定し、覚悟を問う。それでも夢を追い、夢破れ、どん底の中でも諦めきれない生徒がいれば、卒業後でも手を差し伸べ、「諦めるための授業」を行うのだった。
などとあります。
たはっ。
すごいマンガだ。
でも興味深くはあります。
(まだ読んだことはありません。)
メッセージとしてなかなか興味深い。
それに、
綿密な取材に基づいて、各業界の情勢がリアルに描かれているんだそうです。

子どもの将来
大人はどのようにサポートしてあげたらいいか。
僕は・・・
「サポートしない」派
です。
サポートする能力がないというべきか。
いや、もちろん、できることならできる範囲で力になりたい。
でも、わからないんですよ。
夢をもって挑戦していくのは、いいことだと思う。
でも、手堅く生業を決め、地に足をつけて生きていこうとするのも、当然尊いことだと思う。
勉強をがんばって学歴を築くのも、いいことだと思う。
でも、学歴がすべてとは思わない。
若いうちは海外に積極的に出ていくのもいいと思うけど、
地元に残って地道にがんばるのも、いいと思うし
そういう若者だって必要なはず。
今や価値観は色々じゃないですか。
ましてや世はAIにより職業地図が塗り替えられる時代。
日本の国力や地位が沈んでいき、
昭和のころのような、誰にでも明るい未来が描けるのではない時代。
僕らが若かったころの、いや、
10年前の常識がどんどん色あせていく時代。
ましてやましてや僕は成功者とは程遠い小物。
そんな僕が世の中の、未来の何を、偉そうに語れるというのでしょう?
いや、自信のある方はどんどん語ればいいと思うんです。
そういう影響も、若者には必要だと思うから。
「こういう大人になれッ!」
「こういう力がこれからの時代は必要だ!!」
そのたぐいのこと、
僕は、わからないから一切語りません(自分の子どもらに対してもそうでした/そうです)。
でも、子どもたちがもし頑張るならむげに否定したくもない。
だから、僕は「熱く将来について語る」でもなく、「夢を否定して現実を教える」でもどっちでもなく、
「俺はわかんない。自分で決めたらいいよ」
(〇〇志望→)「そっかそっか。がんばれ!」
です。
「夢を見つける力や気概をつけるように鍛えたる!」
そんなことさえも僕には多分できません。
でも、
子どもは大人の「背中」を見ているもの。
恥ずかしくない「背中」を見せてやらないとな、とは思います。
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