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「夢を諦めさせる先生」?!

「夢なし先生」



という先生(通称)が主人公の連載中のマンガがあるそうです。





「あらすじ」によると、



主人公は元キャリアコンサルタントの高校教師。彼は進路指導時、生徒の「夢」に対し現実的なデータや世の中の実情を突きつけ、「夢」を否定し、覚悟を問う。それでも夢を追い、夢破れ、どん底の中でも諦めきれない生徒がいれば、卒業後でも手を差し伸べ、「諦めるための授業」を行うのだった。



などとあります。








たはっ。



すごいマンガだ。





でも興味深くはあります。

(まだ読んだことはありません。)






メッセージとしてなかなか興味深い。



それに、



綿密な取材に基づいて、各業界の情勢がリアルに描かれているんだそうです。

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子どもの将来



大人はどのようにサポートしてあげたらいいか。







僕は・・・



「サポートしない」派



です。





サポートする能力がないというべきか。








いや、もちろん、できることならできる範囲で力になりたい。



でも、わからないんですよ。






夢をもって挑戦していくのは、いいことだと思う。



でも、手堅く生業を決め、地に足をつけて生きていこうとするのも、当然尊いことだと思う。





勉強をがんばって学歴を築くのも、いいことだと思う。



でも、学歴がすべてとは思わない。






若いうちは海外に積極的に出ていくのもいいと思うけど、



地元に残って地道にがんばるのも、いいと思うし



そういう若者だって必要なはず。




今や価値観は色々じゃないですか。






ましてや世はAIにより職業地図が塗り替えられる時代。



日本の国力や地位が沈んでいき、



昭和のころのような、誰にでも明るい未来が描けるのではない時代。



僕らが若かったころの、いや、



10年前の常識がどんどん色あせていく時代。






ましてやましてや僕は成功者とは程遠い小物。







そんな僕が世の中の、未来の何を、偉そうに語れるというのでしょう?




いや、自信のある方はどんどん語ればいいと思うんです。



そういう影響も、若者には必要だと思うから。










「こういう大人になれッ!」


「こういう力がこれからの時代は必要だ!!」



そのたぐいのこと、



僕は、わからないから一切語りません(自分の子どもらに対してもそうでした/そうです)。






でも、子どもたちがもし頑張るならむげに否定したくもない。





だから、僕は「熱く将来について語る」でもなく、「夢を否定して現実を教える」でもどっちでもなく、



「俺はわかんない。自分で決めたらいいよ」



(〇〇志望→)「そっかそっか。がんばれ!」



です。





「夢を見つける力や気概をつけるように鍛えたる!」



そんなことさえも僕には多分できません。









でも、



子どもは大人の「背中」を見ているもの。





恥ずかしくない「背中」を見せてやらないとな、とは思います。


 
 
 

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