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【スマホ時代】憧れではなくリアルを。

かつて、



「○○の人たちはモノはなくてもこんなに素朴に心豊かに暮らしている」



「○○の人たちには私たちがなくした何かがある」



「○○には、伝統的で魅力的な価値観がまだ根付いている」



みたいな憧れ?ロマン?が、



日本社会の、少なくとも一部にはあったと思う。






例えば



大草原に住む人だったり、



南太平洋で暮らす人々だったり



何かの宗教の信仰が生活に根付いている人々だったり



伝統を重んじ「国民総幸福」を打ち出す国だったり



「陽気に」人生を楽しんでいるという「ラテン系の」国々だったり




そういうのを描く本や映画もたくさんあった。





そういう未知の世界への興味が、



「世界の文化を学ぶ」につながっていた気もする。





僕も、「イスラム世界」を学ぶにあたって、



そんな憧れ・興味がベースにあったという自覚がある。










そういうロマン(?)は、スマホ時代になって終わったのかなと思う。









スマホを片手に



ゲーム、SNS、動画にうつつを抜かす姿は



アマゾンの奥地だろうと、アラブの人々だろうと、ブータンだろうと、ナイジェリアだろうとイタリアだろうとスウェーデンだろうと



僕と同じらしいことを僕らは知っている。






老若男女人種民族宗教、学のあるなし、右か左か



何の変わりもない。




スマホ時代になって、



「人間みな同じ」



ということがはっきりしたんじゃないだろうか。







寂しい気もする。





でもまあ、



「世界じゅう同じモノ見て、平板な世界になってしまった」とか



「世界中みんなアホになってしまった」とか



嘆いてもしかたがない。






ロマンに流されずに現実を見なければならない。







何年か前、



かのイスラム国の残虐な支配から解放された「ヤズド教徒」(※)の少女のことが新聞に載っていて


※中東の宗教的マイノリティ。イスラム国は彼らを「異端」「悪魔」とみなし、殺害したり奴隷にしたりした。




心の傷の癒えない彼女だが、



「K-POPを見るのが好き」



と言って笑った、



みたいなことが書いてあった。






おお!BTS、世界を救ってるんじゃん!



と思った。

 
 
 

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