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【全国学力テスト】学力低下と騒ぐ前に

昨日、こんなニュース☟が出ていました。


国語と算数・数学は小中で下落 学力テスト、全国平均公表 文科省

7/14(月) 10:13配信



小6と中3を対象にした「全国学力・学習調査」(全国学力テスト)の結果です。





残念ながらいいニュースはなく、



国語と算数・数学は小中いずれも昨年度を下回った。


国語と算数・数学の平均正答率は、小6が国語67.0%(昨年度67.8%)、算数58.2%(同63.6%)。中3は国語54.6%(同58.4%)、数学48.8%(同53.0%)。


文科省の担当者は「出題の難易度が毎年異なるため、過去の正答率との単純比較で学力の変化をみるのは適当ではない」と説明。



などとあり、



軒並み(というか全項目)で、平均正答率は昨年度より下がっているとのこと。




中3数学の平均が50点を下回った、と見出しに掲げているメディアもあります。








今の子たちの数学や英語の学力、国語力は以前よりも下がってきているのか。



実は僕はよくわかりません。









というのは、



ちょっと前の自分の教え方を思い出すと、




「昔は俺、粗い教え方をしていたなあ」



と思うからです。






勉強に苦戦する子たちを見る解像度が、僕の中で上がったと思うからです。



子どもたちがどんなところでつまづくか。




大人は当たり前のようにわかっている、もしくはわかったつもりの箇所が、



子どもたちにとってはどれほどつまづきの種か。




このポイントをしっかりマスターしないことが、



後々どう禍根を残すのか。



基礎をしっかりやらないことが、どれだけヤバいことであるのか。




どんな方法が、定着のためによいのか。






そういったことの、僕の側の認識・意識は



恥ずかしながら、



以前は今よりもとても低かった・足りなかったと言わざるをえません。







今の方が、昔よりもはるかに時間をかけて、丁寧に教えたり練習したりしている。



進み方もじっくり、時間をかけている。







ときどき



「こんなに説明してもわからん?昔はこんなところに時間かけなかったんだがなあ・・・昔に比べてやはり理解力が落ちてるのか?」



と思うときもあります。





でも、



実際には昔の子たちは、(全員じゃないにしても)



わからないまま・定着しないまま、終わっていってしまっていたんです。



実際に顔が思い浮かびます。

(悪いことをしたなあ・・・)








そんな反省をしつつ、



今日は(今日も)妥協せずに頑張ろうと思います!

ree

 
 
 

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