【全国学力テスト】学力低下と騒ぐ前に
- orangejuku
- 7月16日
- 読了時間: 2分
昨日、こんなニュース☟が出ていました。
国語と算数・数学は小中で下落 学力テスト、全国平均公表 文科省
7/14(月) 10:13配信
小6と中3を対象にした「全国学力・学習調査」(全国学力テスト)の結果です。
残念ながらいいニュースはなく、
国語と算数・数学は小中いずれも昨年度を下回った。
国語と算数・数学の平均正答率は、小6が国語67.0%(昨年度67.8%)、算数58.2%(同63.6%)。中3は国語54.6%(同58.4%)、数学48.8%(同53.0%)。
文科省の担当者は「出題の難易度が毎年異なるため、過去の正答率との単純比較で学力の変化をみるのは適当ではない」と説明。
などとあり、
軒並み(というか全項目)で、平均正答率は昨年度より下がっているとのこと。
中3数学の平均が50点を下回った、と見出しに掲げているメディアもあります。
今の子たちの数学や英語の学力、国語力は以前よりも下がってきているのか。
実は僕はよくわかりません。
というのは、
ちょっと前の自分の教え方を思い出すと、
「昔は俺、粗い教え方をしていたなあ」
と思うからです。
勉強に苦戦する子たちを見る解像度が、僕の中で上がったと思うからです。
子どもたちがどんなところでつまづくか。
大人は当たり前のようにわかっている、もしくはわかったつもりの箇所が、
子どもたちにとってはどれほどつまづきの種か。
このポイントをしっかりマスターしないことが、
後々どう禍根を残すのか。
基礎をしっかりやらないことが、どれだけヤバいことであるのか。
どんな方法が、定着のためによいのか。
そういったことの、僕の側の認識・意識は
恥ずかしながら、
以前は今よりもとても低かった・足りなかったと言わざるをえません。
今の方が、昔よりもはるかに時間をかけて、丁寧に教えたり練習したりしている。
進み方もじっくり、時間をかけている。
ときどき
「こんなに説明してもわからん?昔はこんなところに時間かけなかったんだがなあ・・・昔に比べてやはり理解力が落ちてるのか?」
と思うときもあります。
でも、
実際には昔の子たちは、(全員じゃないにしても)
わからないまま・定着しないまま、終わっていってしまっていたんです。
実際に顔が思い浮かびます。
(悪いことをしたなあ・・・)
そんな反省をしつつ、
今日は(今日も)妥協せずに頑張ろうと思います!




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