【計算力の弱さ】それは中学以降めちゃくちゃ足を引っ張る・・・
- orangejuku
- 4 日前
- 読了時間: 2分
小学生の算数で、
「理屈を使って考えること」
はもちろん大事ですが、
計算の力をつけることもとても大事です。
今日は4年生に
「930÷90」「170÷50」
などの割り算を暗算でやる練習をしました。
「930と90、両方とも0がついてるでしょう?この0を隠してごらん。93÷9と同じになったね。じゃあ、93÷9はいくつ?」
「・・・10、あまり1」
「そう。そうしたら、あまり1に、隠していた0をつけてごらん。これが930÷90のあまりになるよ」
「(930÷90の)答えは、10あまり30?」
「そう!」
みたいに。
※その前段階として、「490÷70」とか「360÷60」など、あまりのない数での暗算をやったうえでです。
「360÷60」「930÷90」を、
もちろん筆算でやることもできますし、そうやっている中学生もたくさんいます。
しかし、なんと時間の無駄なことでしょう。
数学の苦手な子の計算は、
例えばこんな感じ(↓)です。

こんな中学生、たくさんいます。
いやはや💦
こりゃ何分かかるんだろう
途中約分できる箇所がいくらもあるのに・・・
みたいな。
愚直にやればいいというものではありません。
「約分して数字を小さくする」
これは単なる「テクニック」じゃありません。
そういう「テクニック」を使わないことの方が、むしろ、本質を理解していないということなのです。
割り算に手間取ることが、
二桁の数の引き算を暗算で出せないでいちいち筆算することが、
分数をすぐに約分しないことが、
8と6の最小公約数をすぐに求められないことが、
中学数学に入ってからどれだけ足を引っ張ることか。
心して鍛えていきたいと思います。



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