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【計算力の弱さ】それは中学以降めちゃくちゃ足を引っ張る・・・

小学生の算数で、



「理屈を使って考えること」



はもちろん大事ですが、



計算の力をつけることもとても大事です。








今日は4年生に



「930÷90」「170÷50」



などの割り算を暗算でやる練習をしました。





「930と90、両方とも0がついてるでしょう?この0を隠してごらん。93÷9と同じになったね。じゃあ、93÷9はいくつ?」



「・・・10、あまり1」



「そう。そうしたら、あまり1に、隠していた0をつけてごらん。これが930÷90のあまりになるよ」



「(930÷90の)答えは、10あまり30?」



「そう!」



みたいに。


※その前段階として、「490÷70」とか「360÷60」など、あまりのない数での暗算をやったうえでです。







「360÷60」「930÷90」を、



もちろん筆算でやることもできますし、そうやっている中学生もたくさんいます。





しかし、なんと時間の無駄なことでしょう。








数学の苦手な子の計算は、



例えばこんな感じ(↓)です。


ree



こんな中学生、たくさんいます。



いやはや💦



こりゃ何分かかるんだろう



途中約分できる箇所がいくらもあるのに・・・



みたいな。






愚直にやればいいというものではありません。






「約分して数字を小さくする」



これは単なる「テクニック」じゃありません。




そういう「テクニック」を使わないことの方が、むしろ、本質を理解していないということなのです。








割り算に手間取ることが、



二桁の数の引き算を暗算で出せないでいちいち筆算することが、



分数をすぐに約分しないことが、



8と6の最小公約数をすぐに求められないことが、



中学数学に入ってからどれだけ足を引っ張ることか。







心して鍛えていきたいと思います。

 
 
 

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