いい加減はよくないぜ。
- orangejuku
- 2023年12月23日
- 読了時間: 2分
「いい加減」
「適当」
おもしろいですね。
両方とも本当はポジティブな意味の言葉であるはず。
「良い加減」に、「当(まさ)に適した」と。
なのに両方とも、意味がひっくり返ってしまったのか、
怠けものな感じの言葉になってしまっているとは。
「怠ける」と言えば、
有名な絵本作家の五味太郎さんの言葉に、
「怠けるということ
ゴロゴロしてたりボーッとしてたりするのは、怠けてるのではありません。
『春』→『桜』→『花見』しか考えなかったり、まじめに学校に通ったり、上司に言われたことをそのままやることを『怠ける』といいます。」
というのがあるそうです。
(五味太郎『そういうことなんだ。』 傍線は坂内)
勉強がわからなくてつらいキミ。
そりゃ、これまでの長い間、
「わからない」が蓄積して
負の連鎖になって、辛かっただろう。
全部がキミの責任ともいえないだろう。
でも、
「よくわかんなくても、言われたとおり、来て座ってりゃイイ」
というメンタリティを身につけてしまう、
それだけは本当に嫌なんだ。
時間通りに着席して、
その時間そこに居て、
考えもせずに板書をノートに書き写して。
まあ、そんな大人もいっぱいいるけどね。
それは「怠けてる」っていうんだ。
見ていて腹立たしくなってしまうんだ。
「わからないのにキレられた」って思ったか?
いや、キミ目をこっちに向けていなかったから。
僕は途中で話止めただろう?
一度ならず。
たぶん世の中に出ても
多くの人に腹立たしく思われるんじゃないかと思う。
あるいはバカにされるか。
「お前話聴いてたのかよ!」ってことになるから。
「同じことを何回も言わすんじゃねえ!」ってなるから。
今からでも遅くはない。
「テキトー」はよくないぜ。
僕は突き放さないから
努力して直していこうぜ。

冬の朝。冬の空は、雲がきれいですね。



コメント