もう衝撃でもない。
- orangejuku
- 3月4日
- 読了時間: 1分
ちょっと衝撃的なニュースです。
「奈良公立高0.62倍…最も高い奈良市立一条で0.93倍」(読売新聞オンライン、2025.3.4配信)
タイトルの通りです。
奈良県の公立高校が、すべて定員割れになったということです。
僕にとっては
もう4、5年前から心理的に免疫のできている状況です。
高校入試を「人生の勝負」みたいに盛り立てるのも、
そのころからやめました。
とはいえ、
まあショッキングではあります。
心がヒリヒリする感じがします。
高校に「楽して」入り、
高校まで「まったり」した生活を送った子どもたちが、
競争に「鎬を削り」「切磋琢磨」した「都会」の子たちに
現実の競争社会の中で太刀打ちできるのか
意識のある保護者様の心配は尽きないでしょう。
それも当然です。
地方の教育が「劣化」するというのなら、
「防波堤」は、
学校や塾の先生ひとりひとりの意識と行動にこそあるでしょう。
(もちろん、制度という建前の存在だって、意味がなくなることはありませんが。)
これまで
「入試で出るぞ!」「高校行けんぞ!」という、浅はかとも言える脅し文句で、素直な小中学生を締め上げてきたというのなら、
そこからの脱却が求められていると思います。
僕は4、5年前からそう思っています。

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