アップデート?
- orangejuku
- 1 日前
- 読了時間: 2分
保育園に勤務する知り合いが、こんな話をしていました。
保育園では無心に電車のおもちゃで遊んでいる子がいたので、お迎えのときにお母さんにそのことを話したら、お母さんは
「え、そうなんですか!うちでは全然違っていて。テレビつけろスマホ見せろってうるさくて。それ渋るとしまいにはかんしゃくを起こすんですよ」
と言っていたと。
子どもがそのように「子どもらしく」遊んでいたと聞いて、ちょっと嬉しそうだった様子で。

話は変わるんですが、
最近、Instagramか何かで、
「学校がいかに昔から変わっていないか」
という内容のリール?を見かけました。
オフィスとかの数十年前と今を対比する写真が何枚か続いたあと、
100年前の学校の授業風景(白黒)と、
今の学校のそれの写真が対比される。
それは確かに、
笑っちゃうくらい「変わっていない」風景。
それを見た多くの人が、
「学校っていうのは旧態依然なんだなー。時代が大きく変わってるんだから、アップデートする必要があるよねー」
と思っちゃいそうな、
そんなストーリーでした。
実際、
そういう主張は常にあって、
様々なテクノロジー、メソッド、コンテンツが学校や塾向けに提唱され、導入もされてきました。
でも・・・
「保育園や幼稚園の風景は100年前と全然変わらない。こんなアナログのおもちゃを使っているなんて笑止千万だ。社会の流れに取り残されている。アップデートしていくべきだ。遊具や遊戯もデジタルのコンテンツを導入して最新化していくべきだ」
という人って、どれだけいるんでしょうか?
そう言われて賛成する人って、たぶんあまりいないんじゃないでしょうか。
少なくとも小中学生あたりの場合、
学校(や塾)での「教育」の本質も、同じじゃないかと思うんです。



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