メディア・リテラシー
- orangejuku
- 7月17日
- 読了時間: 2分
僕は全国の個人塾長たちがつくっている
とあるLINEグループに参加していて、
そこでは日々、色々なことが自由に話題になるのですが、
ヘンな話で恐縮ですが、
同業者(つまり、塾講師や塾経営者)の不祥事が話題になることもあります。
先日もそんなことが話題になりました。
関東地方のその塾長(我々のグループには入っていない方)、
ホームページの自己紹介を見る限りなかなかのハイスペックな方。
幼少から好奇心旺盛で、
学問研究に没頭したとか、
アメリカに渡り、有名企業で研究員をしたとか。
アメリカに骨をうずめてもいいと思ったけど、大震災後帰国して日本社会に貢献したいという思いが強まり、塾起業に至ったとか。
ブログも結構まめに書いていて、
個性的、情熱的?、そして能力の高そうな感じがうかがわれました。
そんなプロフィールと、
実際(これもニュースでわかる限りですが)の不祥事を起こしてしまった姿とのギャップに少し戸惑いました。
でも我々のグループの塾長の一人が言いました。
「それだけ学問ですごかったというなら、学歴や研究成果や特許ちゃんと書けばいいのに」
と。
確かに、
「博士号(!)を取った」
と、かなり誇らしげに書いてあるけど、
大学名はない。
疑うつもりもないけれど、なぜ書かないのか。
何を研究したのかもはっきり書いていない。
他にもよく見れば色々気になるところがあり、
次々に鋭い指摘が飛びました。
内容そのものだけでなく、話しぶり(書きぶり)とか。
メディア・リテラシー
情報リテラシー
って、そういうものだよなと思いました。
ネットやSNSで広まり、「流れてくる」玉石混交・真偽不明な大量の情報。
それを見分ける力は
なんのことはない、
アナログ時代と変わらないもの。
そういう力
つまりは論理的に考える力、
証拠をもとに考える
立ち止まってちょっと深く考える
決めつけない
そんな力を
僕らは子どもに身につけさせていきたいですよね。




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