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メディア・リテラシー

僕は全国の個人塾長たちがつくっている



とあるLINEグループに参加していて、



そこでは日々、色々なことが自由に話題になるのですが、




ヘンな話で恐縮ですが、



同業者(つまり、塾講師や塾経営者)の不祥事が話題になることもあります。







先日もそんなことが話題になりました。




関東地方のその塾長(我々のグループには入っていない方)、



ホームページの自己紹介を見る限りなかなかのハイスペックな方。




幼少から好奇心旺盛で、



学問研究に没頭したとか、



アメリカに渡り、有名企業で研究員をしたとか。



アメリカに骨をうずめてもいいと思ったけど、大震災後帰国して日本社会に貢献したいという思いが強まり、塾起業に至ったとか。






ブログも結構まめに書いていて、



個性的、情熱的?、そして能力の高そうな感じがうかがわれました。





そんなプロフィールと、



実際(これもニュースでわかる限りですが)の不祥事を起こしてしまった姿とのギャップに少し戸惑いました。







でも我々のグループの塾長の一人が言いました。



「それだけ学問ですごかったというなら、学歴や研究成果や特許ちゃんと書けばいいのに」



と。





確かに、



「博士号(!)を取った」



と、かなり誇らしげに書いてあるけど、





大学名はない。



疑うつもりもないけれど、なぜ書かないのか。




何を研究したのかもはっきり書いていない。






他にもよく見れば色々気になるところがあり、



次々に鋭い指摘が飛びました。



内容そのものだけでなく、話しぶり(書きぶり)とか。









メディア・リテラシー



情報リテラシー



って、そういうものだよなと思いました。





ネットやSNSで広まり、「流れてくる」玉石混交・真偽不明な大量の情報。



それを見分ける力は



なんのことはない、




アナログ時代と変わらないもの。







そういう力



つまりは論理的に考える力、



証拠をもとに考える



立ち止まってちょっと深く考える



決めつけない



そんな力を



僕らは子どもに身につけさせていきたいですよね。

ree

 
 
 

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