一番緊張する時期
- orangejuku
- 4月12日
- 読了時間: 2分
塾屋の僕にとって、
一番緊張し、肩の荷が重くすら感じる時期は、
受験前でも夏休みでもありません。
新年度(およびその前)の時期です。
これは学校教員だったときからそうです。
一年の最初の滑り出しがイマイチだったけれど
生徒たちのキャラクターのおかげで、
授業が進みだすとまあまあ胡麻化されていった・・・
しかし油断して今年それを改善せずに臨んだら、
全然ダメダメ。
生徒は初っ端からシラーっとしたムード。
ああ・・・(泣)💦
みたいな失敗を教員時代に何度もやってきたからです。
まあ、なんでも最初が肝心ですよね。
でも塾屋になってから(しかも割と最近になってから)は、
授業のムードとかだけではなくて、
「最初に学ぶ基礎が一番大事!」
と痛感するようになりました。
4月に限らずですが・・・。
初っ端の時点でつまづいて、
「苦手かな💦」と思ってしまったら挽回はなかなか難しい。
僕は以前はどちらかというとスピード重視で、
基礎を「さらっと」済ませようとしがちでした。
それが成績向上のために有効、と思っていました。
確かに「兵は拙速を尊ぶ」というように、
速く先に行って何周も復習、という戦略もアリです。
でもそれはある程度成熟した人に有効なのかも、と今は思います。
基礎がしっかりしていなければ、
その後はどうしてもつまづいてばかりになってしまうんです・・・。
だから最近は数学でも英語でも、最初のほうの単元は本当に
ゆ~~っくり
です♨
もし理解・定着がイマイチなら次の授業もその単元をします。
繰り返すうちにどんな子だって「あーわかってきた」という顔をし始めます。
もし時間が余るなら
以前にやった単元の復習をすればいい。
そういうわけで、僕にとっては
4月こそが天下分け目の決戦!
なのです。
さあ、頑張るぞ!

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