丸投げでけっこう。
- orangejuku
- 3月8日
- 読了時間: 2分
「保護者が我々(塾)に丸投げなんだよなあ」
そういう塾の先生って結構いるようです。
「保護者がもっと意識・関心持ってもらわないと困るんだよねえ」
「家での自学とかちゃんとさせてやってほしい」
とか。
子どもにやれと言うだけでなくて、自分もいっしょに勉強してほしい、
親子で一緒にがんばってほしい(伴走、とか言ったりします)
そんな感じのことをいう先生もいます。
「まず親の教育が必要なんだよなー」
そういうことをうそぶく先生は、
塾にも学校にも多いです。
いったい何様なんでしょうか。
ここまでくると。
いや、ごめんなさい、言いすぎました。
いろいろな塾、いろいろな保護者があってよくて、
目指すところがハイレベルな場合(たとえば音大めざしてヴァイオリンを練習するとか)には
保護者の協力、というか犠牲
なしにはお話にならない世界も多くあるでしょうが、
弊塾はそういうことは1ミリも考えたことはありません。
丸投げ上等です。
こちらは専門家ですから。
世の中のどれだけの人が、
歯医者さんにかかるときに、毎回歯のことを詳しく調べ上げ、医師がつくる治療計画に自分も関わり、必要な薬品や施術をいっしょに決めようとするでしょうか。
料金について毎回調べ、病院側にプランを提案したりしようとするでしょうか。
保護者様たちは、皆仕事で家事で忙しいのです。
見くびるわけではありませんが、
教育、あるいは教科の専門家ではないのです。
そんな保護者様たちが、
我々の専門能力を頼って来られたのです。
毎回きちんと送り出していただけるだけで(とくに地方は車社会ですから、たいてい送迎のご苦労も必要です)
「御」
の字であり、
そこから先、塾の教室は
僕の独断場、
つまり信任を受けた僕が全力を尽くすべき場であり、
それ以上のご負担をお願いするなんて考えられないのです。

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