二極化ディストピア?
- orangejuku
- 8月7日
- 読了時間: 2分
文部科学省の全国学力調査の結果というのが出ている。
調査が行われた全学年全教科において、
顕著に成績が下がっていたという。

とくに「中3英語」の下落が著しい。
残念なニュースだ。
でも・・・もう聞き飽きた感もある。
「コロナ休校の影響」
「スマホ、SNSの普及」
などと専門家たちは述べている。
どうなんだろう?
「コロナの影響」
・・・う~ん、実証のしようがないのでは💦
「スマホの・・・」
・・・お年寄りもふくめて、大人たちも骨の髄までスマホにハマっている中で、子どもたちを責められないよなあ。
「家庭の意識の影響が大きい」、
専門家たちはそうも言う。
テストと共に行われたアンケートで、
50%超の家庭が、『学校生活が楽しければ良い成績にこだわらない』と回答したという。

日本社会全体に親の意識が下がって、結果子どもの成績も下がっているというわけだな。
「成績にこだわらない」
それは「親の考え方の変化(「退化」、と言いたげだ)」だというのだが、
どうなんだろうか。
思うに、
「勉強やスポーツできなくても、丈夫で優しい子に育ってくれればもう御の字です」
という方針の親なんて、昔からいっぱいいたのではないだろうか?
昔の方がいっぱいいたのではないのか?
専門家の方々は「二極化」だという。
【教育評論家 松本肇さん】 「教育熱心な方はやっぱり中学受験を積極的にしたり、中高一貫教育を一生懸命やって備えるっていうことは本当によく見られますけど。
そうじゃないところは本当にスマホを渡して、放りっぱなしで、子どもたちは楽しいコンテンツばかり見ちゃうみたいなんですね」(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」2025.8.7 にて)
そうなのかなあ。
そうなのかもしれない。
いや、やはり
ご高説なんか違和感というか、
イヤーな感がする。
「父親の経済力と母親の狂気」が必要ともいわれる中学受験。
それをやっている方々全体をディスるつもりは毛頭ない。
でも、狂気と言いたくなるような「教育熱」の高まりは、
ここ数年増していると感じる。
(主に、つながりのある全国の塾長たちからの情報によるものにすぎないが。)
そういう界隈と無縁の親は、みんな子どもを「放りっぱなし」、「スマホ渡し」っぱなしの阿呆な、終わってる連中だというのか?
一般ピーポーをバカにしすぎではないか?
僕はこの業界の端くれにすぎない。
偉そうなことを言う立場ではないが、
目を曇らせてはなるまいと思う。
目の前の子どもたち、
保護者様たちのために。
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