分厚い推進力
- orangejuku
- 8月5日
- 読了時間: 2分
人は、目標をはっきりもったとき、そうでないときよりも断然力を発揮する。
これは間違いのないことであろう。
僕も塾の先生として何度も経験してきた。
(言っちゃあなんだが)タラタラやってきた子が、
英検や大学入試が近づくと
いきなり単語も覚えがよくなったりするのを。
スポーツ特待で高校を狙っている子がいる。
学校の部活を引退した後も、ますます練習に忙しそうだ。
心なしか、
高校入学にはほぼ関係がないであろう数学や英語も、
最近伸びてきた気がする。
目標や「夢」があるということは、
掛け値なしにすばらしい。
「夢」を追い求める過程の中で、
色々なものが身に着いたり、人生の宝になったりする。
「問題」は、
そんなはっきりした目標などない時期である。
多くの中学生や高校生に、
そんな目標やモチベーションや「夢」は、
なかなかないものだ。
僕は、
僕の意見としては、
その時期に無理に「将来への夢」や「危機感」や「打算意識」を持たせて努力や勉強に駆り立てようとするよりも、純粋に「勉強わかる」「できてたのしい♪」ということをたっぷりと味あわせるべきだと思うのだが、どうだろうか?
甘いのかもしれないが・・・
その方が、いざ本番、目標が見つかったぜさあ走り出すぜ!!
というのがきたときに、分厚い推進力になるんじゃないだろうか。
そういう素地がまったくないのに、「やりたいと思ったときには人はいくらだって勉強するもんなんだよ」ということも、あまりないと思うので。
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