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勉強のパラドックス(逆説)

「子ども(←小学校段階まで)の仕事は遊ぶことだ」。



これに間違いはないと思います。




でも



その小学生の段階で、勉強の基礎(基礎知識の厚さとか、習慣とか姿勢とか)が決まってしまい、中学段階からの挽回は相当難しいこと。




この残酷な逆説。



僕の実感です。




もちろん、大人になってからがんばることはできます。



覚悟とか犠牲は要りますけど。










テスト前・入試前には頑張らないとね。



でも、


 

テスト前だけ頑張ってもダメ。

というか、往々にして試合はテスト前には決していて、

普段からコツコツやってきた蓄積がなければ

テスト前に頑張っても実を結ぶことは期待できない。



これも残酷だけど僕の実感。




コツコツやってこなかった子たちを、



テスト前だけの即席の勉強で「救って」あげられなかった僕の。











「勉強は四の五の言わずに努力・我慢・忍耐・量だ!」。



「『楽しく成績アップ♪』、だなんて甘えた話だ!」




うん、これも間違いありません。



きつい努力をせずに価値あるものを得られる、



そんなことはあり得ません。





でも、



その前には

そのモードになる前には、


勉強を始めたときに


すっと入った経験、抵抗なく腑に落ちて楽しかった経験、できて楽しかった経験etc.がないと厳しいこと。




やはり「楽しい」から入らないと



勉強はきつい



どうにも頭が固いまま



飲み込みは鈍い



結局後伸びしない



んです。









一見矛盾をふくむように思えることが実は正しいことを、



「パラドックス」(逆説)



といいます。





勉強の世界ってパラドックスに満ちている。



どんなお仕事の世界もそうかもしれませんけど。



一筋縄ではいかないのです♨


ree

 
 
 

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