夏休み廃止論?!
- orangejuku
- 2024年7月12日
- 読了時間: 3分
まもなく夏休み!
子ども
とくに小学生は、やはり楽しみな感じです。
昔々、
僕が小学生だったとき
愛媛県の母の実家にみんなで行くのが
一年で一番の楽しみでした。
全部で一週間くらいかけていただろうか。
行くのも一日がかり。
夜行列車「瀬戸」+宇高連絡船・瀬戸大橋で行ったり、
新幹線+三原・今治の高速艇で行ったり。
その町には母方の祖母と曾祖母が住んでいました。
海に行ったり、お墓参りしたり、
あとはその田舎町をあちこち「探検」したり。
テレビで甲子園を見たり。
ひまーな時間もたくさんあったに違いありません。
でも、
ひたすら楽しかった記憶しかありません。
それは感謝に尽きます。
下のようなニュース(↓)を見ました。
6月27日の記事。
他の大手新聞の多くもほぼ同じ内容の記事を載せています。
それらによると、
あるNPOが小中学生の子どものいる貧困家庭(年収300万円以下)に「夏休み」をめぐってアンケートを行い、約1400世帯の回答を得た。夏休みは「なくてよい」という回答が13%、「短い方がよい」が47%をしめ、あわせて6割に達した。理由(複数回答可)は「生活費がかかる」「子どもの昼食を準備する手間や時間がかかる」「特別な体験をさせる経済的余裕がない」などであった。
ということです。
衝撃的に感じる人もたくさんいるんだろうな。
でも僕は、
親の本音として共感できるというか、
「さもありなん」と思います。
コロナ休校のときは、
所得に関係なく
「子どもが家にいる」
ということでみんな困った思いをしましたよね。
僕も親になって、
経済的・時間的に
自分が子どもだったときのようには
余裕のある夏休みを
子どもに与えてあげられなかったな、と感じます。
ふがいない親だー。
夏休みだからって
遠出をすることはあまりなかったし
ずっと家にいるような夏もありました。
(6年くらい前からは、お盆の時期にがんばって家族4人で八ヶ岳や日本アルプスなどに行くことにはしました!)
子どもを引き受けてくれる部活や
卒園生を引き受けてくれる保育園のサマーキャンプは、
身に染みてありがたかったです。
でも案外、
家でヒマしている時間も
のちのちの栄養になる豊かな時間かもしれません。
行政
NPO
親族、近所
頼れるものは探せばあるかもしれないし、
ずーっとは面倒見られなくても
派手な「体験」には出かけられなくても、
要所要所で
朗らかに家族で楽しむことはできる気がします。
ちょっとした工夫。
楽しい会話。
だから
まあ、大変だけど頑張りましょう!
どうか頑張って!!

ニンジンの花粉を集めるカナブン。
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