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夏休み廃止論?!

まもなく夏休み!



子ども



とくに小学生は、やはり楽しみな感じです。







昔々、



僕が小学生だったとき



愛媛県の母の実家にみんなで行くのが



一年で一番の楽しみでした。






全部で一週間くらいかけていただろうか。



行くのも一日がかり。



夜行列車「瀬戸」+宇高連絡船・瀬戸大橋で行ったり、



新幹線+三原・今治の高速艇で行ったり。





その町には母方の祖母と曾祖母が住んでいました。



海に行ったり、お墓参りしたり、



あとはその田舎町をあちこち「探検」したり。



テレビで甲子園を見たり。



ひまーな時間もたくさんあったに違いありません。



でも、



ひたすら楽しかった記憶しかありません。




それは感謝に尽きます。










下のようなニュース(↓)を見ました。




6月27日の記事。



他の大手新聞の多くもほぼ同じ内容の記事を載せています。






それらによると、



あるNPOが小中学生の子どものいる貧困家庭(年収300万円以下)に「夏休み」をめぐってアンケートを行い、約1400世帯の回答を得た。夏休みは「なくてよい」という回答が13%、「短い方がよい」が47%をしめ、あわせて6割に達した。理由(複数回答可)は「生活費がかかる」「子どもの昼食を準備する手間や時間がかかる」「特別な体験をさせる経済的余裕がない」などであった。



ということです。





衝撃的に感じる人もたくさんいるんだろうな。




でも僕は、



親の本音として共感できるというか、



「さもありなん」と思います。








コロナ休校のときは、



所得に関係なく



「子どもが家にいる」



ということでみんな困った思いをしましたよね。







僕も親になって、



経済的・時間的に



自分が子どもだったときのようには



余裕のある夏休みを



子どもに与えてあげられなかったな、と感じます。




ふがいない親だー。






夏休みだからって



遠出をすることはあまりなかったし



ずっと家にいるような夏もありました。



(6年くらい前からは、お盆の時期にがんばって家族4人で八ヶ岳や日本アルプスなどに行くことにはしました!)





子どもを引き受けてくれる部活や



卒園生を引き受けてくれる保育園のサマーキャンプは、



身に染みてありがたかったです。








でも案外、



家でヒマしている時間も



のちのちの栄養になる豊かな時間かもしれません。





行政



NPO



親族、近所



頼れるものは探せばあるかもしれないし、





ずーっとは面倒見られなくても



派手な「体験」には出かけられなくても、



要所要所で



朗らかに家族で楽しむことはできる気がします。



ちょっとした工夫。



楽しい会話。






だから



まあ、大変だけど頑張りましょう!



どうか頑張って!!


ニンジンの花粉を集めるカナブン。

 
 
 

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