大きな話。
- orangejuku
- 1 日前
- 読了時間: 2分
勉強に苦戦する子がいたら、
多くの先生方は
「そんなんじゃ志望校受からないぞ!」
「そんなんじゃ高校行けないぞ!」
「ヌルい!それでも受験生か!」
「受験を舐めてるだろ!」
「高校受験で全力出せない奴はなあ・・・」
「先のことを考えろ・・・」
「この世の中はなあ・・・」
と、
(高校)受験をダシにして、生徒に説諭するのかもしれません。
目的を明確にして
すべき行動を決定する。
(都市部の厳しい受験事情のもとでは)間違っていないのかもしれませんが、
僕は、10年近く前に弊塾を立ち上げて以来、
そのような説諭をしたことが一度もありません。
絶対説得力ないからです。
「人は本当に身に迫って必要と思えるときか、本当に楽しいときしか、変わりもしないし動かせもしない」
ということを、
僕は学校教員時代に学びました。
誰かに教わったのではなく、自然と思い知りました。
子どもは「大きな世界」を知りません。
でも、大人の「大きな話」は本当なのか。
それは直感で見抜くんじゃないかと思います。
高校受験が形骸化している現代。
カリスマ性ゼロの僕が
そんなくだらん説教をしたって、
宙に浮くだけでしょう。
僕はあくまでも
「〇〇の知識をちゃんと理解できていない」
「〇〇が定着していない」
その前に
「勉強の姿勢ができていない」
「基礎がまるきりできていない」
そういった個々の内容に徹底的に向き合って、
そこを善くしていこうとするのみです。
それが結局は、
子どもの将来という「大きな話」につながっていくと信じて。

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