現実はいつも正しい。
- orangejuku
- 4月14日
- 読了時間: 1分
現実はいつも正しい。
これは、主に学校教員時代
身に染みついた僕の信念だ。
もし信念があるなら、
それは現実の中で考え、吟味や自問を重ねたものでなければならない。
そうでない、現実と向き合わない信念は、失礼な言い方になってしまうかもしれないが、
害悪だ。
現実を見るべき目がそれで歪んでしまうからだ。
ましてや、
上からの指示や書物等を鵜呑みにした信念は、
ドグマ(教義)とかイデオロギー(思想)というのだと思うけど、
最悪だ。
他人を巻き添えにして、犠牲者を出すことが少なくないから。
例えば、
中学校・高校では2020年の学習指導要領改訂によって、
授業は英語によって行うこととする((オールイングリッシュ!) 、
となっているのだけれど、
現実どれほどの現場がそんなことをしているのだろう?
理想だか理念だか知らないが、
現実にあわない信念なら、
現場はそれを形骸化していく。
不快なことだろうと、
嘆かわしいことだろうと、
それが現実に起こっているのならば、必ず
理由
背景
事情
がある。
理性(あと直感も必要だろうか)を持ち、
冷静に問題解決のできる子を育てたい。

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