生命線は「普段」。
- orangejuku
- 5月9日
- 読了時間: 2分
さあテスト前だ!気合入れていくぞ!!
テスト前は〇(←8とか10とか)時間強制自習です!
テスト前には学校からの課題を〇周やってもらいます!進捗状況は徹底的に管理します!
・・・というのが(多くの塾さんでやられていることのようですが)、どうも苦手な坂内です。
まず「徹底的に管理」というのが、どうにも苦手で💦
だらしない人間ですみません。
社会人としての経験からも、
「細かい人」、「コントロール・フリーク」な人、のほうがいろいろ優秀であることはわかっているのですが・・・。
まあ、もうちょっとまともな理由も書くとしましょうか。
テスト前だけガーッと勉強やる
テスト前に勉強ガーッとやればいい
・・・それ、どうも違うんじゃないかなあ
と僕は思うのです。
テスト前の時期には、
「勝負」は大方ついている。
中3になって、部活も終わって、
「さあ(高校)受験生だぞ!」
と言われる時期には、もう「大勢」は決している。
それが塾屋として、僕が学んできたことです。
直前になってから短期間での逆転なんて、めったにできることではありません。
大事なのは、
普段
を、しっかり、がっちり、
バチバチ真剣にやること。
それを積み重ねていくこと。
以上!
よく運動部の子たちが
「練習は本番のように 本番は練習のように」
とか書かれたTシャツを着ていますが、まさにそれ。
もちろん、
普段の勉強で、理解し残したところはあるでしょう。
(でも、あまり僕はそれを、少なくとも大事なところについては、「仕方ないもの」ととらえたくないです。最近。)
一度理解したことでも忘れることもあるでしょう。
理解しても、繰り返し練習しないと定着しないことも多々あります。
直前にガーッと詰め込みたい暗記科目もあります。
だから、「本番」前に時間をしっかり取って、
気合入れて「テスト勉強」、というのを否定はしません。
弊塾でも「自習会」というのをやっています。
「8時間」とか「10時間」なんてのじゃなくて、まあおままごとレベルのものですが♨
去年の中3たちも、テスト前・入試前、本当よく自習していたなあ・・・(しみじみ)。
でも、「それ(テスト前の強制の自習会)があるからテストは大丈夫」とか思ってもらっては困ります。
テスト前にたっぷり勉強して結果を出せる子は、
普段からしっかりやっている子
普段の授業をしっかり聴いている子
だけ!
です。
だから僕が「生命線」とみて力を入れるのは、
普段の授業です。
それ、遠回りでもなんでもないと僕は思います。




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